...「四王天の一人である持国天は、仏教において財宝を守護する神とされています...
...「仏像の四天王の一つに、四王天の一人である毘沙門天がいます...
...「縁起物として、四王天の像が飾られたお守りを買いました...
...「各地の寺や神社には、四王天をまつった社殿や堂宇があります...
...「四王天は、災いや病気を除ける力があるとされ、信仰の対象とされています...
...四王は三週間人事不省のまま横はつてゐたが...
アナトール・フランス Anatole France 芥川龍之介訳 「バルタザアル」
...四王子はそれでもけっしてゆだんをしないで...
鈴木三重吉 「ぶくぶく長々火の目小僧」
...尊意は胸騒ぎを隠しながら、恭(うや/\)しく持佛堂に請(しょう)じ入れて、深夜の御光臨は何御用にて候哉(そうろうや)と問うと、丞相の霊が答えて、自分は口惜しくも濁世(じょくせ)に生れ合わせて無実の讒奏を蒙(こうむ)り、左遷流罪(させんるざい)の身となったについては、その怨みを報ぜんために雷神となって都の空を翔(あまがけ)り、鳳闕(ほうけつ)に近づき奉ろうと思っている、此の事は既に梵天(ぼんてん)、四王、閻魔(えんま)、帝釈(たいしゃく)、五道冥官(みょうかん)、司令、司録等の許しを得ているので、誰に憚(はゞか)るところもないのだが、たゞ貴僧は法験(ほうげん)がめでたくおわしますので、貴僧の法力(ほうりき)で抑えられるのが一番恐ろしい、何卒(なにとぞ)年来の師壇の契(ちぎ)りを思って、たといその折朝廷からお召しがあっても、お請(う)けにならないように願いたい、自分は此のことを申上げたいと存じて、只今態々(わざ/\)筑紫から参ったのです、と云うのであった...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...「第四王国*」だと云うのである...
戸坂潤 「技術の哲学」
...* Dessauer 前掲書 S. 6―7, 36, 91ff. 第四王国とはカントの三批判書の対象界の外の謂である...
戸坂潤 「技術の哲学」
...歴史などは吾三歳にして既に四王天但馬守を知る...
直木三十五 「死までを語る」
...廊下のまんなかで出会ふやいなや私が「四王天か」と声をかける...
中勘助 「銀の匙」
...伯母さんは四王天但馬守なのである...
中勘助 「銀の匙」
...大立廻りのすゑ四王天は清正がいいかげんくたびれたころを見はからつて「しまつたー」とさも無念さうにいつてばつたりと倒れる...
中勘助 「銀の匙」
...佛教四王天に在て夜叉衆を領する富神毘沙門で...
南方熊楠 「再び毘沙門に就て」
...原八坊の一つ四王院がすでに営(えい)として装(よそお)われている...
吉川英治 「私本太平記」
...四王院(しおういん)の阿闍梨(あじゃり)が先に立って...
吉川英治 「親鸞」
...四王院と、静慮院の二長老が、代表者として、むろん、一同の前へ出て、座を占めた...
吉川英治 「親鸞」
...「座主」四王院の阿闍梨(あじゃり)が...
吉川英治 「親鸞」
...四王院は、うなずいて、「座主(ざす)!」と膝をすすめた...
吉川英治 「親鸞」
...四王院は、それに激励されて、「――あいや、おことばには候うが、十年二十年、この叡山(えいざん)に、苦行を積んでも、なおかつ、入壇はおろか、伝法のことすら受けぬものが、どれほどあるか」「それは、その人の天稟(てんぴん)がないか、あるいは、勉学が足らぬかの、ふたつでおざろう...
吉川英治 「親鸞」
...四王院がそこそこに座をすべると...
吉川英治 「親鸞」
...四王院の阿闍梨(あじゃり)から...
吉川英治 「親鸞」
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