...四民のいちばん上へ立つように教えられていた武士たる者が...
中里介山 「大菩薩峠」
...四民平等の恩典に浴したためではあるが...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...士農工商四民の位を一様にするの基(もとい)ここに定まりたりと言うべきなり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...四民同権の世態に変じたる以上は...
福沢諭吉 「徳育如何」
...鋭意新政を行って四民を裨益したことは頗(すこぶ)る多かった...
穂積陳重 「法窓夜話」
...昇平打続くこと二百六十有余年! 四民鼓腹して太平を唱う折...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...いわゆる四民の別が説いてあって...
柳田国男 「家の話」
...むしろ四民平等の法令が出てからのものらしい...
柳田国男 「故郷七十年」
...四民平等はいいことだが...
柳田国男 「故郷七十年」
...四民は怯々(きょうきょう)とその命にたがわざらんことを怖(おそ)れている...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...徳は四民にあまねく...
吉川英治 「三国志」
...四民を欺瞞(ぎまん)せんとするも...
吉川英治 「新書太閤記」
...四民の安堵(あんど)をはかるのは...
吉川英治 「新書太閤記」
...四民に示すに禁裡の造営をもってし...
吉川英治 「新書太閤記」
...御当家と関白どのの講和が、どうか、永遠の平和を約し、四民一般も、心から泰平を楽しめるように努(つと)めるのが、自分の義務とも、心得て」「中将どの...
吉川英治 「新書太閤記」
...四民のくるしみは...
吉川英治 「新・水滸伝」
...四民がみな王道楽土を謳歌(おうか)しての泰平ではなくて...
吉川英治 「親鸞」
...平穩無事な四民平等のデモクラシーを作つてゐるのであるが...
笠信太郎 「デモクラシーのいろいろ」
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