...それでこの女神は両手と両足――これが天の穹窿の四本柱である――を張って自分のからだを支え...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...すると彼等は四本柱の一つに当る一隅に行く...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...もし四本柱に坐する事を得ばこれ終(おわり)を全くするもの...
永井荷風 「一夕」
...事は四本柱の監査役と相同じくしてその実は然らず...
永井荷風 「一夕」
...大八車の上へ四本柱を押立て...
中里介山 「大菩薩峠」
...其処(そこ)は「四本柱」という名前がついていた...
中谷宇吉郎 「簪を挿した蛇」
...この「四本柱」の床の下には...
中谷宇吉郎 「簪を挿した蛇」
...琥珀色(こはくいろ)の帷(とばり)の掛つた大きな四本柱の寢臺(ベッド)があり...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...彼女は台所の隅の四本柱の腰かけの上で...
「赤い貨車」
...近ごろ四本柱によりかゝつてゐるかたち...
吉川英治 「折々の記」
便利!手書き漢字入力検索