...白雪天地に満ち四望銀世界の日において...
徳富蘇峰 「将来の日本」
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永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」
...四望(しぼう)人なく...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...人の食を設け機を伏するを見れば高きに憑(よ)って四望す...
南方熊楠 「十二支考」
...既に畑に到れば斥候ら高地に上って四望し...
南方熊楠 「十二支考」
...謂ゆる二〇三米突の最高峰に立つて四望すると...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...そこの亭は、四望、眺めもよろしゅうございますから」豊麻呂は、妻戸の外に出て待った...
吉川英治 「私本太平記」
...矢立の筆を舐(な)めつつ四望を写生しぬいていた...
吉川英治 「随筆 新平家」
...春の海を四望にして...
吉川英治 「柳生月影抄」
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