...百瀬慎太郎君と五人で四家まで自動車を走らせたが...
石川欣一 「可愛い山」
...五十四家へ歸つて見ると秀子は赤い鼻緒の下駄をくゝりつけてお霜婆さんに手を引かれ乍ら嬉々として表を歩いてゐた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...――二里歩くと四家(シカ)...
種田山頭火 「行乞記」
...四家にかえって、しずかな室(へや)の中におちつくと、マサちゃんはもうどなりもせず、夢(ゆめ)からさめたように、きょとんとしていました...
豊島与志雄 「風ばか」
...武芸の方は、弓術が四家、剣術が三家、槍術が三家、馬術が一家、柔術が一家で、これだけ明教館に附属した所に設けられて、各指南した...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...御一門四家につづく家柄であった...
直木三十五 「南国太平記」
...四家中(うちじゅう)はそれなり寂(しん)として物音を絶やした...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...家族にして四家族...
三好十郎 「冒した者」
...伊沢氏に四家がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...八四家のさま八〇...
柳田国男 「遠野物語」
...その四家に命じて...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...明治二年の表によると約二百八十四家(公卿をのぞく)にのぼつてゐる...
吉川英治 「折々の記」
...大友の四家だった...
吉川英治 「私本太平記」
...四家老の面(おもて)には...
吉川英治 「新書太閤記」
...近ごろ天下に流行(はや)ッている四家の書体といえば...
吉川英治 「新・水滸伝」
...もう四家へお預けとなって...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...義士のお預けをうけた四家のうちでも...
吉川英治 「べんがら炬燵」
...四家の大名に分れて同じ境遇にある我が子や...
吉川英治 「べんがら炬燵」
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