...家の四周を囲むフェンスを塗る予定です...
...四周の景色が山々に囲まれて美しいですね...
...マラソン大会では、スタートからゴールまでの四周を走ります...
...建物の四周には草花が咲いている庭園があります...
...この地域では、四周が田畑に囲まれた風景が一般的です...
...捨象せられたる經驗は怨靈となりて新しき世界の四周を脅迫する...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...殊にも水車小屋の四周(あたり)には澤山咲いてゐた...
石川啄木 「二筋の血」
...一応初対面の挨拶(あいさつ)を済まして部屋の四周を見廻した...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...四周の山、すべて官有に屬す...
大町桂月 「十和田湖」
...見ゆる限り草蓬々(ぼうぼう)たる大野原! 四周を画(かぎ)って層々たる山々が...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...そして振動板(ダイヤフラム)の音域を二千サイクルにまで引き延ばすべくせっせと鼻唄交じりで録音室の四周(まわり)にモンク皮を吊り下げている...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...四周の隣里望み見て禍難をこゝに救ふべく...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...四十四周平は水曜日の会を待った...
豊島与志雄 「反抗」
...そうしてさめて四周の清浄なことを思って心から満足をおぼえる...
中勘助 「島守」
...国をめぐる四周(まわり)の山々は雪を被(かぶ)っています...
中里介山 「大菩薩峠」
...これらの四周の山水を見めぐらすのでなく...
中里介山 「大菩薩峠」
...テーブル状の小さな岩山の四周を...
久生十蘭 「海豹島」
...ことに東京の四周のわずかな土地が最も目につき...
柳田國男 「地名の研究」
...ほとんと白山(はくさん)連峯の四周を取り囲んでいる...
柳田國男 「地名の研究」
...四周の樹林地の中にこれだけが土地台帳で別筆となって...
柳田国男 「山の人生」
...沈むにつれて四周(まわり)が次第に暗くなって...
夢野久作 「白髪小僧」
...よほどの鋭い角度で海底から突つ立つてゐるらしいこの岩礁の四周の磯は到る所が深かつた...
若山牧水 「樹木とその葉」
...地面よりやや低く掘り下げた四周に石垣が築かれ...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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