...それが最後の二行が四分の三拍子に變る...
石川啄木 「雲は天才である」
...一里の四分の三位の所から汲み出さなければならないが...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...過去の芸術は既に四分の三以上死んだものである...
大杉栄 「新しき世界の為めの新しき芸術」
...それから四分の三と縮めて来た...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...周囲一マイル四分の三の澄んだ深い緑の泉で面積は六十一エーカー半に及んでいる...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...規定の四分の三の賛成者を得ることが出来なかったので...
戸坂潤 「社会時評」
...なお古物商には道具の四分の三を戻して必要のものだけしか残しておかなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...花嫁の家が四分の三マイルほどもへだたったところにあったので...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...以下四分の三のノートを完成したのみで...
野村胡堂 「楽聖物語」
...一八六〇年代から約四分の三世紀の間...
野村胡堂 「楽聖物語」
...玉本は開戦初期の比島戦でトムプソン銃にやられて左脚を四分の三ほど短くされたが...
久生十蘭 「南部の鼻曲り」
...四分の三身(トロワ・キャア)という仕立か外套に腕を通し運転用手袋(クーリスパン)をはきながら...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...その年の四分の三ほどの月日がすぎる頃...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「約束」
...ネッケルはその乗数として二五・四分の三ではなく三〇という数を用うべきであった...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...この期間は約三年四分の三ということになるであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...三年四分の三ではなく四年という間隔を採るならば...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...四分の三迄必ず喉突起(のどぶし)に(こぶ)を生ず...
南方熊楠 「詛言に就て」
...海上交通の歴史が四分の三以上...
柳田国男 「海上の道」
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