...いづれにしてもは八十四位です...
江南文三 「相川おけさ」
...四位の少將は、斯かる夜にも小町のもとに通ひけむ...
大町桂月 「水戸觀梅」
...その人は誰ぞ、踏海(とうかい)の失敗者、野山の囚奴(しゅうど)、松下村塾の餓鬼(がき)大将、贈正四位、松陰神社、吉田松陰なり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...正四位上宰相、松平大隅守として、何不足がござります...
直木三十五 「南国太平記」
...位は正四位に陞(のぼ)り...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...息子(むすこ)の四位少将を迎えに出した...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...前駆には四位五位が多くて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...来年は必ず四位(しい)におなりになるでしょう...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...従四位下侍従(じじゅう)兼肥後守(ひごのかみ)にせられている...
森鴎外 「阿部一族」
...位は天保十三年十二月廿二日従四位上に叙せられたことまでは...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...定行の父は従(じゅ)四位少将定勝といい...
山本周五郎 「日本婦道記」
...寛文五年に従四位下...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...貴族院議員、正四位、勲三等、子爵、赤沢事嗣(あかざわことつぐ)……これが金毛九尾の古狐で、今度の事件の一番奥から糸を操っている黒頭巾(くろずきん)だ...
夢野久作 「爆弾太平記」
...従四位下に叙(じょ)され...
吉川英治 「大岡越前」
...官ハ従四位ヨリ以上ヲ望マズ...
吉川英治 「私本太平記」
...新田義貞を正四位ノ下(げ)...
吉川英治 「私本太平記」
...そして当主の役は、高家筆頭、四位の少将、禄高四千二百石、位階は高いし、特殊な家柄と職権をもっているので、三百諸侯も、(吉良に、拗(す)ねられては)と、一目措(お)いている風があった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...正四位はその倍に近い...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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