...第三段目に□9□□という四位の数字が殖えたが...
海野十三 「暗号数字」
...宗政は従四位を贈らる...
大町桂月 「秋の筑波山」
...露のまゝなる櫻かざして立たれたる四位の少將維盛(これもり)卿...
高山樗牛 「瀧口入道」
...三年正月には従四位下右京大夫となり...
太宰治 「津軽」
...岩手県の「壮丁」の体格が三十三年度に全国で五番から三十四位に転落したのは...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...正四位上宰相、松平大隅守として、何不足がござります...
直木三十五 「南国太平記」
...従四位下に叙任され...
中谷宇吉郎 「雪」
...薩長は従三位、土肥は従四位、これにたいして、この『藩銘録』には出てこない中央新官僚政府の指導者たちは、版籍奉還直後明治二年七月の官制改革いらい、たとえば大隈(おおくま)は、「民部大輔(みんぶたいふ)兼大蔵大輔従四位守(じゅしいしゅ)管原朝臣重信(すがわらあそんしげのぶ)」と下手くその筆で署名したのである...
服部之総 「武鑑譜」
...参議にならない四位の役人で...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...息子(むすこ)の四位少将を迎えに出した...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...源氏は長男に四位を与えることはやめて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...感じのよい貴人らしい艶(えん)な姿のあることはこの四位の侍従に超(こ)えた人もなかった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...従四位下侍従兼肥後守光尚の家督相続が済んだ...
森鴎外 「阿部一族」
...貴族院議員、正四位、勲三等、子爵、赤沢事嗣(あかざわことつぐ)……これが金毛九尾の古狐で、今度の事件の一番奥から糸を操っている黒頭巾(くろずきん)だ...
夢野久作 「爆弾太平記」
...四位公孫勝(こうそんしょう)と...
吉川英治 「新・水滸伝」
...そのくせ、青蓮院の歌会には、いつも、席に見える顔であり、四位、蔵人(くろうど)、某(なにがし)の子ともあれば、公卿(くげ)で歌道のたしなみがない人などはほとんどないはずである...
吉川英治 「親鸞」
...正一位六百戸より従四位八十戸に増額された...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...しかるに第四位にある大宰大監は...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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