...阿蘇津妃命(あそつひめのみこと)は正四位下(しようしいげ)に進(すゝ)められたが如(ごと)きである...
今村明恒 「火山の話」
...露のまゝなる櫻かざして立たれたる四位の少將維盛(これもり)卿...
高山樗牛 「瀧口入道」
...岩手県の「壮丁」の体格が三十三年度に全国で五番から三十四位に転落したのは...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...位は正四位上まで...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...頭中将は正四位下が上になった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...源氏は長男に四位を与えることはやめて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...親王がたには特に女の装束、非参議の四位、殿上役人などには白い細長衣(ほそなが)一領、それ以下へは巻いた絹を賜わった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...従(じゅ)四位下(いのげ)左近衛少将(さこんえのしょうしょう)兼越中守(えっちゅうのかみ)細川忠利(ほそかわただとし)は...
森鴎外 「阿部一族」
...従四位下侍従(じじゅう)兼肥後守(ひごのかみ)にせられている...
森鴎外 「阿部一族」
...従四位上侍従になってから後(のち)で...
森鴎外 「渋江抽斎」
...定行の父は従(じゅ)四位少将定勝といい...
山本周五郎 「日本婦道記」
...寛文五年に従四位下...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...従四位下に叙(じょ)され...
吉川英治 「大岡越前」
...新田義貞を正四位ノ下(げ)...
吉川英治 「私本太平記」
...そして当主の役は、高家筆頭、四位の少将、禄高四千二百石、位階は高いし、特殊な家柄と職権をもっているので、三百諸侯も、(吉良に、拗(す)ねられては)と、一目措(お)いている風があった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...正一位六百戸より従四位八十戸に増額された...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...しかし従四位は位田二十町に対して食封八十戸である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...しかるに第四位にある大宰大監は...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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