例文・使い方一覧でみる「囈」の意味


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...愚劣低級な語(げいご)を以(もっ)て...   愚劣低級な囈語を以ての読み方
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」

...「おねえ様なおしてちょうだいよう」とか「苦しい……苦しいからお薬をください」とか「もう熱を計るのはいや」とか時々言(うわごと)のように言っては...   「おねえ様なおしてちょうだいよう」とか「苦しい……苦しいからお薬をください」とか「もう熱を計るのはいや」とか時々囈言のように言ってはの読み方
有島武郎 「或る女」

...「ではせめてわたしに立ち会わしてください」「それほどまでにあなたはわたしがお憎いの?……麻酔(ますい)中にわたしのいう口(うわごと)でも聞いておいて笑い話の種になさろうというのね...   「ではせめてわたしに立ち会わしてください」「それほどまでにあなたはわたしがお憎いの?……麻酔中にわたしのいう囈口でも聞いておいて笑い話の種になさろうというのねの読み方
有島武郎 「或る女」

...それから……それから(ここで葉子は何がなしに涙ぐましくなった)もしわたしが言(うわごと)のような事でもいいかけたら...   それから……それからもしわたしが囈言のような事でもいいかけたらの読み方
有島武郎 「或る女」

...汝はよべの語(うはごと)に...   汝はよべの囈語にの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」

...彼が臨終に於ける語(うわごと)は「吾人の右翼を強大ならしめよ!」であった...   彼が臨終に於ける囈語は「吾人の右翼を強大ならしめよ!」であったの読み方
石原莞爾 「戦争史大観」

...文学の尊重を認めるという口の下から男子畢世(ひっせい)の業とするに足るや否やを疑うという如きは皆国士の悪夢の語(うわごと)であった...   文学の尊重を認めるという口の下から男子畢世の業とするに足るや否やを疑うという如きは皆国士の悪夢の囈語であったの読み方
内田魯庵 「二葉亭追録」

...「俺(わし)は瀬戸島の大蛇(おろち)ぢや……」と気味の悪い言(たはごと)を言ひ言ひしてゐる...   「俺は瀬戸島の大蛇ぢや……」と気味の悪い囈言を言ひ言ひしてゐるの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...ほとんどなんの意味をも成さない語(たわごと)でなければ...   ほとんどなんの意味をも成さない囈語でなければの読み方
寺田寅彦 「球根」

.../\」と理由(わけ)の解(わか)らぬ語(うはごと)をいつて...   /\」と理由の解らぬ囈語をいつての読み方
長塚節 「土」

...其處まで來た時もうお前の昏睡の脣から洩れてくるその斷續した詞の意味を言と思ふ事も...   其處まで來た時もうお前の昏睡の脣から洩れてくるその斷續した詞の意味を囈言と思ふ事もの読み方
南部修太郎 「疑惑」

...絶えず言(うわごと)をいう...   絶えず囈言をいうの読み方
久生十蘭 「キャラコさん」

...語(うわこと)にマリイといふこと...   囈語にマリイといふことの読み方
森鴎外 「うたかたの記」

...何か分からぬ語(ねごと)を言ふのに妨げられた...   何か分からぬ囈語を言ふのに妨げられたの読み方
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」

...世言(よまいごと)は冥途で称(とな)えろ」「野郎...   世囈言は冥途で称えろ」「野郎の読み方
吉川英治 「剣難女難」

...わが大国の気象も真の武威も知らんのでそんな言(たわごと)を申すとみえる...   わが大国の気象も真の武威も知らんのでそんな囈言を申すとみえるの読み方
吉川英治 「三国志」

...勝手気ままな言(たわごと)を投げあっているこれらの男共は...   勝手気ままな囈言を投げあっているこれらの男共はの読み方
吉川英治 「平の将門」

...お臥(ふせ)りになった筈でござりますが」「それでは今のは言(うわごと)か……一八郎の死をひどく気にされていたところへ...   お臥りになった筈でござりますが」「それでは今のは囈言か……一八郎の死をひどく気にされていたところへの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

「囈」の読みかた

「囈」の書き方・書き順

いろんなフォントで「囈」


ランダム例文:
孔安国   珠江   はきごこち  

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