...もし手術中にはしたない囈言(うわごと)でもいってそれを愛子に聞かれたら...
有島武郎 「或る女」
...囈語(うはごと)の由りて出づるところは...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...文学の尊重を認めるという口の下から男子畢世(ひっせい)の業とするに足るや否やを疑うという如きは皆国士の悪夢の囈語(うわごと)であった...
内田魯庵 「二葉亭追録」
...ロミオ そして足下(きみ)の夢(ゆめ)は?マーキュ空想家(ゆめをみるをとこ)は囈言(ねごと)や空言(そらごと)を言(い)ふのが癖(くせ)ぢゃといふことを...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...それらの天国なるものは皆囈語(たわごと)にすぎない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...こんな傍若無人(ぼうじゃくぶじん)の囈語(げいご)を吐いて独(ひと)りで恐悦(きょうえつ)がるのである...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...お雪と囈言(うわごと)を申します...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...囈言のあいだにも...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...囈言(うわごと)のように叫びつづけるのだった...
久生十蘭 「キャラコさん」
...まだ盛りあがる囈言(たわごと)に耳をかたむけていたのである...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...たわいもない囈語(うわごと)が聞える...
リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「白」
...わしは根岸へ帰らなければならぬ」金吾の囈言(うわごと)を聞けば聞くほど...
吉川英治 「江戸三国志」
...あたかも痴児の囈言(たわごと)のように...
吉川英治 「三国志」
...わが大国の気象も真の武威も知らんのでそんな囈言(たわごと)を申すとみえる...
吉川英治 「三国志」
...囈言(うわごと)じみた情炎の悲鳴を洩らしているなども...
吉川英治 「新・水滸伝」
...この館(やかた)へ襲(よ)せかけてくるでしょう」「こいつめが! いわしておけば存分な囈言(たわごと)を」「でも...
吉川英治 「親鸞」
...人も囈言(たわこと)を云って日を送っていた...
吉川英治 「山浦清麿」
...囈言はかならずおっ母さんと呼ぶらしかった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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