...我囈語(うはごと)の間には...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...ナリン太子殿下横浜御出航以来御不例予(かね)テ船医ニ於(おい)テ流行性脳脊髄膜炎(のうせきずいまくえん)ト診断船中ニ於テ御加療中ノ処病勢御険悪発熱三十九度五分囈言(げいご)アラセラレ...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...囈語(たわごと)を並べだす...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...知らずして無心に発する囈語の連続...
中里介山 「大菩薩峠」
...囈語中の囈語と云わなければなるまい...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...要するに小説中の小説であり囈語中の囈語であることは...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...この囈言を思い合わせると...
久生十蘭 「キャラコさん」
...おぼろな声で囈言(うわごと)をいっていた...
久生十蘭 「キャラコさん」
...しからざれば一字一句金鉄(きんてつ)の如く緻密に泰山(たいざん)の如く動かざる蕪村の筆力を知らざる者の囈語(げいご)のみ...
正岡子規 「俳諧大要」
...一夜例の如く発熱詩の如く偈(げ)の如き囈語(げいご)一句二句重畳(ちょうじょう)して来る...
正岡子規 「墨汁一滴」
...まだ盛りあがる囈言(たわごと)に耳をかたむけていたのである...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...実にばかばかしい多くの囈言にうつつを抜かしていたのである...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...この時ワシリは囈語(ねごと)に何か囁いた...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...囈言(うわごと)のように――』『な...
吉川英治 「篝火の女」
...気儘(きまま)に云わしておけば好き勝手な囈言(たわごと)...
吉川英治 「剣難女難」
...囈言(うわごと)みたいに...
吉川英治 「新書太閤記」
...夜どおし囈言(うわごと)を口走っていた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...囈言(たわこと)吐(ほ)ざいて...
吉川英治 「山浦清麿」
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