...一座は色めき立つて囂々(がや/\)と騷ので...
石川啄木 「菊池君」
...当局に対する囂々(ごうごう)たる非難が捲き起った...
海野十三 「国際殺人団の崩壊」
...囂々(ごうごう)として意見が尽きずもみにもんで十二時すぎに及んだ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...彼(かれ)が見(み)えると患者等(かんじゃら)は囂々(がやがや)と云(い)って騒(さわ)ぎ出(だ)す...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...囂々(ごうごう)たる車輪の響きにも拘らずあらゆる物音の聞える耳と...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「十時五十分の急行」
...一齊に番者番犬囂々と...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...必ずしも進歩自由両派の旧形依然たるを憂へず必ずしも両派の嫉妬軋轢熾んなるを憂へず必らずしも異論群疑の紛々囂々たるを憂へず争ひは益々大なる可し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...常に嵌口(かんこう)されながら常に囂々(ごうごう)たるその暗黙の闘争から...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...喧々囂々(けんけんごうごう)と罵(ののし)る声が地に満つるの有様です...
中里介山 「大菩薩峠」
...棺の周囲に喧々囂々(けんけんごうごう)として...
中里介山 「大菩薩峠」
...囂々(ごうごう)たる賛否の中に世の視聴を集めた作品ですが...
野村胡堂 「踊る美人像」
...此爭論囂々(がう/\)の際に當て...
福沢諭吉 「帝室論」
...歩行者の一団が喧々囂々(けんけんごうごう)と議論し...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日闇夜」
...たださえ喧々囂々(けんけんごうごう)たる政党員のなかでも...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
...喧々囂々(けんけんごうごう)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ここの喧々囂々(けんけんごうごう)さであった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...囂々(ごうごう)として社会は兄を論難し...
吉川英治 「親鸞」
...紛々たる酒気と囂々たる騒擾とをもって眠りを驚かす一群を見て嫌悪の念に堪えなかった...
和辻哲郎 「霊的本能主義」
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