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武田祐吉 「古事記」
...嚢中わづかに二十六銭しかない)出かけようとしてゐるところへ...
種田山頭火 「其中日記」
...寝所の片すみに投げすてて置いた背嚢(はいのう)に触(さわ)ってみ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...小夜子が氷嚢(ひょうのう)で冷している...
夏目漱石 「虞美人草」
...彼(かれ)は氷嚢を隔てゝ...
夏目漱石 「それから」
...雑嚢などになると...
原民喜 「小さな村」
...やる」衣嚢(ポケット)にあるのをでたらめに掴み出して...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...些細(ささい)の余財もいたずらに嚢底(のうてい)に隠るることなく...
福沢諭吉 「旧藩情」
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エドゥアール・エルネ・プリリュー Edouard Ernest Prillieu 竹本周平訳 「Rosellinia necatrix (R. Hart.) Berlese の子嚢殻の裂開性について」
...愛(あい)ちやんは兎(うさぎ)が襯衣(チヨツキ)の衣嚢(ポケツト)から時計(とけい)を取出(とりだ)して...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...残(のこ)らず話してあげるから」わたしは肩(かた)から背嚢(はいのう)を下ろして...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...雄の尾の裏または腹下に卵を懐(だ)く嚢(ふくろ)または皮あって...
南方熊楠 「十二支考」
...それからその水ともに擂鉢(すりばち)へ入れてよく摺って水嚢(すいのう)で漉(こ)します...
村井弦斎 「食道楽」
...胆嚢炎のため商売をやめ...
山川方夫 「愛のごとく」
...旅嚢(りょのう)を取って投げると...
山本周五郎 「ひとごろし」
...思案にあまったら嚢(ふくろ)をひらけと軍師にはいわれた...
吉川英治 「三国志」
...土の嚢(ふくろ)を積んで捨てよ...
吉川英治 「三国志」
...忠平からあずかった砂金の一嚢(いちのう)を携え...
吉川英治 「平の将門」
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