...泥溜(どろだめ)の中で棺桶が嚔(くさめ)をする...
芥川龍之介 「鴉片」
...お祖母(ばあ)さん」くしゃんと嚔(くしゃみ)をして消える...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...つづけざまに大きな嚔(くしゃみ)が出た...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...つづけさまに嚔(くさめ)して威儀くづれけり昭和八年一月二十一日 家庭俳句会...
高浜虚子 「五百句」
...クションクションと続けざまに嚔(くしゃみ)をした顔を眺(なが)めていると...
橘外男 「葛根湯」
...書物に嚔(くさめ)す可らず...
辰野隆 「愛書癖」
...そして折からの凩に嚔(くさめ)をしたり苦笑したりする破口栓君の心持に同情する...
種田山頭火 「雑信(二)」
...――やたらに嚔(くしゃみ)をしてはいけなかった...
豊島与志雄 「理想の女」
...嚔(くしゃみ)が出たりしましたら...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そこで旗を振ったり嚔(くしゃみ)したりすることなんだ...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...思わずひどい嚔(くさ)めをした――それが原因となって彼はようやく眼を醒ましたのであった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...チチコフは頻(しき)りに嚔(くしゃ)みをしたものだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...どうも鼻風邪が抜けないので、調子も出ず、時々嚔が出る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...大勢の人は吾れ勝ちに嚔(くしゃみ)を初めて息もされない位で...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...みんなが嚔をしていることはわかりません...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...思い切って大きな嚔(くしゃみ)を一つしながら頭の上をふりあおぐと...
夢野久作 「死後の恋」
...定雄自身もう続けさまに嚔(くさめ)が出て来た...
横光利一 「比叡」
...「泥坊の嚔(くしやみ)だ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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