...啼(な)きもしなければ噛(か)みつきもしない...
芥川龍之介 「奇怪な再会」
...小さな欠伸(あくび)を噛み殺した...
芥川龍之介 「南京の基督」
...さうして唇を噛んで...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...併しそれが唯身體を餓虎に噛ましめることの喜び...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...ビンロウジと石灰を蒟醤の葉で包んで噛む...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「象を撃つ」
...あくびを噛(か)み殺して...
太宰治 「花火」
...ひとりしみじみ噛みしめていると...
種田山頭火 「雑記」
...努力の余波が顎(あご)の筋肉に伝わって何かしら噛んでいたくなるのかとも考えてみた...
寺田寅彦 「チューインガム」
...赤は太十の手を離れるとすぐにさっきの処へ駈けていって棄てられた煎餅を噛った...
長塚節 「太十と其犬」
...キリキリと噛んだ女の顔は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その蝋を噛むやうな学理に頭を作つて...
平出修 「畜生道」
...みずから売り物にして世の同情を買うようなことではないぞ」内膳はぐっと唇を噛んで面を伏せた...
山本周五郎 「新潮記」
...蔵人は猿轡を噛まされたうえ低く頭を垂れているので...
山本周五郎 「風流太平記」
...不正不義とみれば相手を選ばず噛(か)みついてゆく...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...冷然として唇を噛んでいた...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...満身創痍の大敗に恥を噛んで国へ帰る将士の気持としては...
吉川英治 「三国志」
...愚痴(ぐち)も泣き言もいえずにじっと歯の根を噛んでる姿はすでに久しいものがある...
吉川英治 「新・水滸伝」
...そんな浅い楽しみ方ではまだ人生を真に噛みしめたものではない...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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