...又小形の御神酒徳利(とくり)に似(に)たる土噐にて最も膨(ふく)れたる部分に圓(まろ)き孔(あな)を穿(うが)ちたるもの有り...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...灌(そそ)ぎ出すに用ゐたりと見ゆる土噐唇に觸(ふ)れたりと見ゆる土噐の容量(ようりやう)...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...鉢形鍋形の土噐に外面の燻(くすぶ)りたる物有る事は前にも云ひしが...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...先づ噐具製造の原料を調査(てうさ)せん...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...コロボックルが石製の利噐を用ゐたりとの事はアイヌも口碑として云ひ傳へ居る事なるが...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...斯くして作(つく)りたる石噐(せきき)の事(こと)は前項に記したり...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...石の磨製利噐(りき)には磨製石鏃と呼ばる物も有り...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...精製石棒中(せい/\いしばうちう)の或る者はニウジーランドに於ける精巧(せいこう)なる石噐の如く...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...此(かく)の如(ごと)き骨噐はエスキモーの現用漁業具中(げんやうぎよげうぐちう)に在り...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...用(やう)は大魚(たいぎよ)を釣(つ)るに在りし事(こと)何(なん)の疑(うたがひ)か有らん角器の上(うへ)に畫きたるは猪の牙を摩り※らして作(つく)りたる矢(や)の根形(ねかた)の利噐(りき)なり...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...思(おも)ふに此利噐(このりき)は前に掲(かか)げたる獸骨器と等(ひと)しく...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...(第一)飮食物其他の諸品(しよひん)を容(い)るるに適したる噐...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...切り目有る扁平石噐中には網の錘(おも)りと思はるるもの有り...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...骨器、牙噐、石噐中には其形状如何にも銛(もり)の如くに見ゆるもの有(あ)る上に、斯かる證據物さへ出でたる事なれば大魚(たいぎよ)を漁(れう)する爲に銛(もり)の用ゐられし事何の疑か有らん...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...網形の押紋有る土噐片...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...○石噐時代トハ石時代ト直譯スベキ歐羅巴語ノ意譯ニシテ...
坪井正五郎 「石器時代總論要領」
...防禦の武噐を用意しなくてはならない...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...噐具を片寄せる...
若山牧水 「樹木とその葉」
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