...左右の拇指(おやゆび)を噐の上部に掛(か)けて噐を押(お)さへ...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...又小形の御神酒徳利(とくり)に似(に)たる土噐にて最も膨(ふく)れたる部分に圓(まろ)き孔(あな)を穿(うが)ちたるもの有り...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...噐中に飮(の)み物(もの)を盛(も)りて管より之を吸(す)ひしやに考へらる...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...灌(そそ)ぎ出すに用ゐたりと見ゆる土噐唇に觸(ふ)れたりと見ゆる土噐の容量(ようりやう)...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...又折れ碎けたる石噐出づ...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...鉢形鍋形の土噐に外面の燻(くすぶ)りたる物有る事は前にも云ひしが...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...土噐の形状中には籠(かご)の形(かた)を摸(も)せしものも有れは此考へは一概に空想(くうそう)なりとは云ふ可からす...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...先づ噐具製造の原料を調査(てうさ)せん...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...案(あん)ずるに此類(このるい)の石噐(せきき)は或は釣糸(つりいと)を埀るる時に錘りとして用ゐられし事も有るべく...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...骨器の類は此他種々有(あ)れど煩(はん)を厭(いと)ひて記(しる)さず●角器牙器石器時代遺跡(ゐせき)よりは又(また)鹿(しか)の角(つの)にて作りたる噐具(きぐ)も出づ...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...思(おも)ふに此利噐(このりき)は前に掲(かか)げたる獸骨器と等(ひと)しく...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...圖中に畫(ゑが)きたる石器骨器角噐牙噐は皆理科大學人類學教室の藏品なり...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...本邦石噐時代の諸遺跡(しよいせき)よりは燒(や)き物の人形(にんぎよう)屡ば發見(はつけん)さるるなり...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...男の仕事(しごと)は鳥獸魚(ちようじゆうぎよ)の捕獲(ほくわく)、住居(じうきよ)の建築(けんちく)、石器(せきき)の製造(せいざう)、舟の製造、發火等を主(しゆ)とし、女(をんな)の仕事は植物性(しよくもつせい)食物原料及び貝類の採集、編(あ)み物、織り物(もの)、紐類、土噐の製造、調理(てうり)、小兒保育等(ほいくとう)を主とせしなり●漁業遺跡よりは角製の釣(つ)り針(はり)の出でし事あり(第七回參照)...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...切り目有る扁平石噐中には網の錘(おも)りと思はるるもの有り...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...余はコロボックルの遺物(いぶつ)たる是等の角噐は實(じつ)に浮(う)き袋(ぶくろ)の口として用ゐられしならんと信(しん)ずるなり...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...古噐物(こきぶつ)...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...東洋趣味(オリエンタリズム)の珍らしがられた時代に故人も支那の漆噐の色や模様などから暗示(ヒント)を得て自身の意匠で作らせた一室がある...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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