...併テ嘱スルニ以スレ校訂ヲ...
京山人百樹、京水百鶴 「北越雪譜」
...予は一介(いっかい)の嘱托(しょくたく)教授に過ぎなかったから...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...かくの如き委嘱は余に取って少なからざる光栄と感じながらも...
高浜虚子 「子規居士と余」
...その高嘱に負(そむ)かぬようにし...
高浜虚子 「子規居士と余」
...今から五年ばかり前までは女流ピアニストとして楽壇若手では最も未来を嘱望(しょくぼう)されていた一人であった...
橘外男 「逗子物語」
...この度私が嘱托を受けて見ると...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...国民文藝会脚本執筆の事を依嘱せらる...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...寺社の係りは事件を委嘱した形式を採って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...滞日中のフランス人の建築家に依嘱してつくったもので...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...松賀緑さんは嘗て嘱されて他流から松賀流家元を継がれたお仁である由...
正岡容 「巣鴨菊」
...まあまあ!兵藤 加多! 尊公は藤田氏以下諸先輩の至嘱を忘れたのか? まった...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...だれもこの委嘱に応じるのを困難なことに思って...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...番医や嘱託医のいるうちはいいけれども...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...どう工面してか釣鐘は鋳金家小林誠義氏に嘱して見事に出来...
山本笑月 「明治世相百話」
...人々に嘱目(しょくもく)されていた...
吉川英治 「三国志」
...「張(ちょうこう)を用いたいと思います」と嘱望して...
吉川英治 「三国志」
...東西両川(りょうせん)の人士はみな孔明なくんば魏延こそ蜀の将来を担う者と嘱目(しょくもく)していたのではありませんか...
吉川英治 「三国志」
...細川家でも嘱目(しょくもく)いたしていた人物とやら...
吉川英治 「宮本武蔵」
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