...前途を嘱望(しょくぼう)されている...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...かねて被害民有志に委嘱していた被害調査もようやく出来上り...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...これらの生徒に多大の望みを嘱していた諸君は...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「青年に訴う」
...これは銀座の三成社(鋳物会社)が金主となって大島氏に依嘱したものであるが...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...この若井氏から私が鶏の彫刻を依嘱(たのま)れたのであった...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...「自彊不息」と主人の嘱(しょく)によって清人か鮮人かの書いた額が掛って居た...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...ブック・レヴューの嘱託メンバーを発表した新聞もある...
戸坂潤 「読書法」
...なにしろ嘱託ということになってるので...
豊島与志雄 「自由人」
...国民文藝会脚本執筆の事を依嘱せらる...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...先生がその原因調査の会の嘱託として...
中谷宇吉郎 「球皮事件」
...吾人に嘱するに自然の風物吟詠や...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...その後軍の嘱託になって...
久生十蘭 「母子像」
...生等(ら)に嘱(しょく)して文案を草せしむ...
慶応義塾 「修身要領」
...持主はその探索をアルキメデスに嘱したと話はお伽噺風に伝つてゐる...
牧野信一 「卓上演説」
...ただのはかない嘱託にすぎない大学講師なんかに停年なんかあるものか...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...何故にさう云ふかと云ふに、菅茶山は文化十四年に「斎西遊之志御坐候よし、これは何卒晋帥が墓にならぬうちに被成よと御申可被下候」と、蘭軒に嘱した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...京に帰れば播州姫路藩より西本願寺の連枝本徳寺を経て依嘱する所あり...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...貴公に嘱(しょく)するほか他に人はない...
吉川英治 「三国志」
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