...彼等の印象を記録することを委嘱された...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...池上侯爵家からの依嘱により...
海野十三 「千早館の迷路」
...陸奥の依嘱で反対方面へばらまかれたのだ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...将軍家かねて御嘱望の左近大将に任ぜられ...
太宰治 「右大臣実朝」
...一旦夫人の委嘱(いしょく)を成就した彼に取っては...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...最近私どもが久松伯爵家から嘱托せられて...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...麻布襍記収むるところの小説雑録随筆のたぐい皆そのおりおり月刊文学雑誌の嘱を受けて一時の責を塞ぎしものに過ぎず...
永井荷風 「「麻布襍記」叙」
...せいぜい嘱託ぐらいの勤めにありつくか...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...内務省嘱託(しょくたく)の法医学者バアナアド・スピルスベリイ卿が法廷へ出張して...
牧逸馬 「浴槽の花嫁」
...阿呆陀羅経この間放送局の嘱に応へて聯曲「菊づくし」をかいたとき...
正岡容 「寄席風流」
...山田先生は間もなく軍報道部の嘱託で南方占領地の文化工作の任務を与えられ勇躍して出て行き...
三好十郎 「殺意(ストリップショウ)」
...かれはいかがせよと被仰下たく候」と委嘱してゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...満座もみな彼に嘱(しょく)した...
吉川英治 「三国志」
...孔明の遺嘱(いしょく)を裏切らなかった忠誠の士であったことに間違いない...
吉川英治 「三国志」
...このひとに嘱した...
吉川英治 「私本太平記」
...彼に未来を嘱(しょく)す人が日に増しつつある所以(ゆえん)であるとも説(と)く...
吉川英治 「新書太閤記」
...かつて中村直勝博士に依嘱してあつめたという厖大(ぼうだい)な楠氏史料は戦災で焼いてしまったがと...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...それに続いてルブルクが教皇とフランス王との依嘱の下に旅途に上った...
和辻哲郎 「鎖国」
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