...仕事を拡張する意味で普請を嘱(たの)んだところで...
徳田秋声 「あらくれ」
...傚二日本茶道宗師嘱製之法一...
※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]上漁史 「土用干ノ記」
...やや望みを嘱(しょく)すべきものは絹手巾(きぬはんけち)の刺繍(ししゅう)これなり...
福田英子 「妾の半生涯」
...その法典編纂の委嘱または諮詢(しじゅん)を勧請した事は...
穂積陳重 「法窓夜話」
...内務省嘱託(しょくたく)の法医学者バアナアド・スピルスベリイ卿が法廷へ出張して...
牧逸馬 「浴槽の花嫁」
...臨終に一友に嘱してその屍を隠し...
南方熊楠 「十二支考」
...七八年前のこと『法律新報』といふ旬刊誌編集部の嘱託で公判傍聴記を担当してゐた頃...
宮地嘉六 「老残」
...実は哀れなる無給の嘱託であった)...
武者金吉 「地震なまず」
...「右蘭軒略伝一部帝国図書館依嘱に応じ謹写し納む...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...何故にさう云ふかと云ふに、菅茶山は文化十四年に「斎西遊之志御坐候よし、これは何卒晋帥が墓にならぬうちに被成よと御申可被下候」と、蘭軒に嘱した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...柏軒に嘱して「勇の挙止に気を附けよ」と云つてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...九月十五日にまた静岡文武館の嘱託(ぞくたく)を受けて...
森鴎外 「渋江抽斎」
...将来ある嘱目(しょくもく)に値(あたい)する男と...
吉川英治 「黒田如水」
...大いに足下の労に嘱(しょく)すが...
吉川英治 「三国志」
...われ亡き後は彼に嘱(しょく)するもの多きを思った...
吉川英治 「三国志」
...しいて望みを嘱(しょく)すれば...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...細川家でも嘱目(しょくもく)いたしていた人物とやら...
吉川英治 「宮本武蔵」
...未来の老中をもって嘱目(しょくもく)されていた...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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