...そんなことをすればこの婦人も共に瓦斯中毒によってその場に心臓麻痺をおこさねばならないわけになりますからねえ」嘯(うそぶ)く亀之介瓦斯(ガス)中毒による心臓麻痺鋭だ...
海野十三 「地獄の使者」
...火災、海嘯(つなみ)、山崩れ、食糧問題、治安問題などが、いたるところに起っているのであろう...
海野十三 「第五氷河期」
...左部彦次郎は兇徒嘯集の首魁として刑法第百三十七条に該当する重罪...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...萬里の天風に微嘯す...
大町桂月 「金華山」
...兇徒嘯集罪に問はれて...
大町桂月 「三里塚の櫻」
...まるで猛獣の吼(ほ)えるような声を出したりまた不思議な嘯(うそぶ)くような呼気音を立てたりする...
寺田寅彦 「映画雑感6[#「6」はローマ数字、1-13-26]」
...エンジンが陽気に嘯(うそぶ)く...
戸田豊子 「鋳物工場」
...築地一帯海嘯に襲はれ被害鮮からずと云...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...八九月頃の暴風雨や海嘯(つなみ)のことを写さないのは杜撰(ずさん)の甚(はなはだ)しいものだ...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...「弁解は神様だけが御存じだ」と嘯(うそぶ)いたものだが...
中島敦 「光と風と夢」
...もし本当の海嘯が来てあすこ界隈(かいわい)をすっかり攫(さら)って行くんなら...
夏目漱石 「行人」
...不様な海嘯となつて打ちあがり...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...かの明治二十九年(めいじにじゆうくねん)の三陸地方(さんりくちほう)の海嘯(つなみ)の被害區域(ひがいくいき)は長(なが)さ百五十(ひやくごじゆう)まいるにわたり...
本多靜六 「森林と樹木と動物」
...一たび嘯(うそぶ)けば諸蛇這(は)い去るというた...
南方熊楠 「十二支考」
...挙が画に心を用いし事かくのごとし(『嘯風亭話』)...
南方熊楠 「十二支考」
...と声海嘯(こえつなみ)を揺るがしているだけなのである...
吉川英治 「三国志」
...われらは何処とも存じていない」こう嘯(うそぶ)いて...
吉川英治 「私本太平記」
...八寒嘯がそこで鳴るまで...
吉川英治 「八寒道中」
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