例文・使い方一覧でみる「嘖々」の意味


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...京都の岩井蘭香という名声嘖々たる女流画家に伍して...   京都の岩井蘭香という名声嘖々たる女流画家に伍しての読み方
上村松園 「最初の出品画」

...世間は春廼舎をのみ嘖々(さくさく)して二葉亭の存在を少しも認めなかった...   世間は春廼舎をのみ嘖々して二葉亭の存在を少しも認めなかったの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...恐らくこの女は当時の世評嘖々たる『浮雲』を読んだに違いないが...   恐らくこの女は当時の世評嘖々たる『浮雲』を読んだに違いないがの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...口を極めて原作と訳文との妙味を嘖々(さくさく)激称したは石橋忍月(いしばしにんげつ)であった...   口を極めて原作と訳文との妙味を嘖々激称したは石橋忍月であったの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...細(つぶ)さに一字一句を翫味研究して盛んに嘖々した...   細さに一字一句を翫味研究して盛んに嘖々したの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...この一篇が忽ち漱石氏の名を文壇に嘖々(さくさく)たらしめた事は世人の記憶に新たなる所である...   この一篇が忽ち漱石氏の名を文壇に嘖々たらしめた事は世人の記憶に新たなる所であるの読み方
高浜虚子 「漱石氏と私」

...これより先人々嘖々と新臺場の洋砲を用ひけるには西洋人も驚きたるよしなど申せしに...   これより先人々嘖々と新臺場の洋砲を用ひけるには西洋人も驚きたるよしなど申せしにの読み方
徳永直 「光をかかぐる人々」

...兒童走卒も尚ほ能く其の名を記憶して嘖々是れを傳唱するのを思へば...   兒童走卒も尚ほ能く其の名を記憶して嘖々是れを傳唱するのを思へばの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...天下到るところに人気(にんき)嘖々(さくさく)たる古今の英雄秀吉も...   天下到るところに人気嘖々たる古今の英雄秀吉もの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...全ヨーロッパに嘖々たるものがある...   全ヨーロッパに嘖々たるものがあるの読み方
蜷川新 「天皇」

...一葉という文名嘖々(さくさく)と登る以前にも...   一葉という文名嘖々と登る以前にもの読み方
長谷川時雨 「樋口一葉」

...かえって日本においてより外国での方が名声は嘖々(さくさく)としている...   かえって日本においてより外国での方が名声は嘖々としているの読み方
長谷川時雨 「マダム貞奴」

...六八 筆記せざる聴講生ブラックストーン(Blackstone)が英国空前の大法律家と称せられてその名声嘖々(さくさく)たりし当時の事であるが...   六八 筆記せざる聴講生ブラックストーンが英国空前の大法律家と称せられてその名声嘖々たりし当時の事であるがの読み方
穂積陳重 「法窓夜話」

...一度読みたるものは嘖々(さくさく)その美を嘆賞し...   一度読みたるものは嘖々その美を嘆賞しの読み方
穂積陳重 「法窓夜話」

...ところで先代訥子はその後十年以上も遺憾なく猛優振りを発揮して各劇場に嘖々の好評を博してゐたが...   ところで先代訥子はその後十年以上も遺憾なく猛優振りを発揮して各劇場に嘖々の好評を博してゐたがの読み方
正岡容 「異版 浅草燈籠」

...おもうにそのころ二十七歳のおぼろは漸(ようや)く新進作家として名声嘖々(さくさく)たるものありだしたときだったのだろう...   おもうにそのころ二十七歳のおぼろは漸く新進作家として名声嘖々たるものありだしたときだったのだろうの読み方
正岡容 「我が圓朝研究」

...嘖々乎(さくさくこ)として称して已(や)まないらしい...   嘖々乎として称して已まないらしいの読み方
森鴎外 「鴎外漁史とは誰ぞ」

...天下に嘖々(さくさく)たる若林博士が...   天下に嘖々たる若林博士がの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

「嘖々」の読みかた

「嘖々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「嘖々」


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水運   累卵   貴重する  

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