...嘆賞の言葉を贈る...
...彼女の芸術作品に嘆賞の声が上がった...
...彼の音楽性は周りから嘆賞されている...
...あまりの美しさに嘆賞の声が上がった...
...嘆賞の意義を理解する...
...煙のやうに人の心に吹き込まないではおかなかつたのを嘆賞したものなのだ...
薄田泣菫 「侘助椿」
...風景に関するかぎりはなはだ嘆賞にあたいし...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...侯が嘆賞せし語にあらずや...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...嘆賞すべき慰藉(いしゃ)者よ! 彼は忘却によって悲しみを消させることなく...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...人の頭から驚くべきものが出現してくるのを見るおりのあの敬虔(けいけん)な嘆賞の念に満たされていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...『鶉衣(うずらごろも)』に収拾せられた也有の文は既に蜀山人(しょくさんじん)の嘆賞措(お)かざりし処今更後人(こうじん)の推賞を俟(ま)つに及ばぬものであるが...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...然らざれば殊更(ことさら)に風景を指(ゆびさ)して嘆賞し若(も)しくは甚しく驚愕(きょうがく)するが如きさまをなせり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...心中ひそかに嘆賞しておりました...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...羨(うらや)みから嘆賞に変って...
夏目漱石 「明暗」
...どっと嘆賞の声が起る...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...こゝの絶景に就いて愉快な嘆賞の声を取り交してゐた...
牧野信一 「環魚洞風景」
...澄明の大気の彼方にありあり髣髴する蜃気楼の夢に眼を視張らせられて恍惚の吐息に愉悦を味はふこと幾度(いくたび)――その都度口を極めて筆を執つて嘆賞――おそらくは砂漠に道をうしなひ...
牧野信一 「坂口安吾君の『黒谷村』を読む」
...そしてこの嘆賞すべきものを見るには...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...(b)そのどこかの部分において偉大で嘆賞すべき事柄は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ます」と安芸は嘆賞するように...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...彼の視線と嘆賞の言葉が...
山本周五郎 「山彦乙女」
...敵ながら実に見事であったと嘆賞して...
吉川英治 「新書太閤記」
...これらはまことに嘆賞すべき慈悲の実行である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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