...嘆賞の言葉を贈る...
...彼女の芸術作品に嘆賞の声が上がった...
...彼の音楽性は周りから嘆賞されている...
...あまりの美しさに嘆賞の声が上がった...
...嘆賞の意義を理解する...
...降り下り降りあおる雪の向こうに隠見する山内(さんない)の木立(こだ)ちの姿を嘆賞した...
有島武郎 「或る女」
...侯が嘆賞せし語にあらずや...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...彼は英雄の生涯の戦争の章に、自動車の響きが認められるからと言って、それを嘆賞した...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その唯物的な真摯(しんし)な偏狭な芸術の完璧(かんぺき)を嘆賞せざるを得なかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...いつもそれを嘆賞してる大勢の人がいた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...同感のこもった嘆賞の心でうちながめていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...美くしい島田髷(しまだまげ)をいただく女が男から強奪(ごうだつ)する嘆賞の租税を免(まぬ)かれたつもりでいた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...羨(うらや)みから嘆賞に変って...
夏目漱石 「明暗」
...どっと嘆賞の声が起る...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...嘆賞と要求とをふくんだ関心を...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...嘆賞とせんさいな官能の楽しみとのきまるところを知らなかった...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...結局嘆賞に似た思いを彼に起こさせた理由はあったのである...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...限りない嘆賞や哀憐やの諸諸について...
室生犀星 「抒情小曲集」
...こちらまで聞えるほどの嘆賞の声がおこった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...嘆賞のどよめきがしばし絶えなかった...
吉川英治 「三国志」
...卿をおいては孔明を破るものはない」嘆賞のあまり魏帝はその場で彼を大都督に封じ...
吉川英治 「三国志」
...ことに女の体の清らかな美しさを遺憾なく発揮した所は嘆賞に価する...
和辻哲郎 「院展遠望」
...これらはまことに嘆賞すべき慈悲の実行である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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