...その暗黒を凝視してその醜さを嘆くの誠を外にして...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...惡を憎むは惡を嘆くよりよし...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...いい恥さらしだといつて嘆くかも知れない...
太宰治 「このごろ」
...その高價さとを嘆く...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...藝道の廃頽嘆くもおろかなり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...……僕は嘆くような気持で家を出ると...
原民喜 「夢と人生」
...身も世もないように嘆くのである...
久生十蘭 「キャラコさん」
...僕等は彼の夭折をいたづらに嘆くのを止めよう...
堀辰雄 「レエモン ラジィゲ」
...どうぞ嘆くべき時には涙をこぼし...
牧野信一 「天狗洞食客記」
...百年前に我々が生きていなかったことを嘆くのと同じくばかげている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...家の中にとじ籠ってただ泣き嘆くばかりであった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...クリュシッポスのように「これを嘆くのは正しい行いでもほむべき行いでもない」とも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...沖縄について嘆く人々のために...
柳宗悦 「民藝四十年」
...って女がどなりけえしたっていうだよ」私が嘆くと秋葉エンジも嘆いた...
山本周五郎 「青べか物語」
...嘆くのは、むりもないが、おれとの約束を、水に流すなどと、狭い考えは、起さぬがいい...
吉川英治 「大岡越前」
...これを人心の荒(すさ)びと嘆くも...
吉川英治 「新・水滸伝」
...後で嘆くな)と、最後の捨言葉を吐(は)いて、千鳥庵の運座の帰りを待ちうけていたか、或はそこへ行く摺(す)れ交(ちが)いに、先夜の暴行をかっとしてやったものだった...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
...失われた永遠の美を慕うて嘆くものには...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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