...後嗣ペーテル三世は大の大王崇拝者で五月五日平和は成り...
石原莞爾 「戦争史大観」
...そは地方の富豪の嗣兒は...
大町桂月 「小日向臺」
...ペロプス之を嗣がせしは衆を治むるアトリュウス...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...嗣孫(しそん)は遵(したが)わざるべからず...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...在今後嗣王誕罔顯于天...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...末女が家を嗣(つ)いでいるという事に...
長谷川時雨 「芳川鎌子」
...嗣子の無い者で俄(にわか)に死亡する者も随分少なくはない...
穂積陳重 「法窓夜話」
...その末段に藤原広嗣の駿馬が無名だったよう記した...
南方熊楠 「十二支考」
...広嗣の駿馬が四足を合せて...
南方熊楠 「十二支考」
...按ずるに所謂「一伝」は錦橋の養嗣子直卿撰の行状...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...北条霞亭の養嗣子進之(しんし)が始て仕籍に列し...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...正美の養嗣子元春は...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...嗣子終吉さんは今の下渋谷(しもしぶや)の家に移った...
森鴎外 「渋江抽斎」
...嗣子があるのに他家から養子をとるというのは妙であるが...
山本周五郎 「新潮記」
...北海道の炭坑王と呼ばれていた谷山家の養嗣子(ようしし)...
夢野久作 「キチガイ地獄」
...信長の正嗣(せいし)として立てた三法師(さんぼうし)(秀信(ひでのぶ))をただ守り立てるためとして――自己を劉備玄徳(りゅうびげんとく)に遺孤(いこ)を託された諸葛孔明(しょかつこうめい)の心事になぞらえ――ひたすら時節を待って来たのであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...はじめ兄の子を養(やしな)うて嗣となし...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...また見出されるであろう島や陸をスペイン王及びその後嗣に「与える」という指令が発せられた...
和辻哲郎 「鎖国」
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