...彼は嗜慾に走り、後悔している...
...善悪の区別がつかなくなり嗜慾にまみれてしまった...
...嗜慾に溺れることで、自分を失わないように気をつけなければならない...
...彼は嗜慾を抑えることができず、悩んでいる...
...嗜慾心を抑えるために、彼は断食を始めた...
...特にオランダ渡りの新知識に対して強烈な嗜慾(しよく)をもっていたことは到る処に明白に指摘されるのであるが...
寺田寅彦 「西鶴と科学」
...一つは自分の嗜慾(しよく)を満足させるための生活なのだから...
夏目漱石 「中味と形式」
...任意に自分の嗜慾(しよく)を満足するという彼女の条件は直(ただ)ちに成立した...
夏目漱石 「明暗」
...こうなると人間は獣的嗜慾(アニマルアペタイト)だけだから...
二葉亭四迷 「予が半生の懺悔」
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