例文・使い方一覧でみる「嗜」の意味


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...なるべく私の変態的な好などには触れないで...   なるべく私の変態的な嗜好などには触れないでの読み方
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」

...時々ダンスを(たしな)まれる様だが...   時々ダンスを嗜まれる様だがの読み方
大阪圭吉 「花束の虫」

...絶えず客の好性を導くように心得て仕入なくてはならぬ...   絶えず客の嗜好性を導くように心得て仕入なくてはならぬの読み方
相馬愛蔵 「私の小売商道」

...あれでなか/\風雅の道をお(たしな)みなされ...   あれでなか/\風雅の道をお嗜みなされの読み方
谷崎潤一郎 「聞書抄」

...しかしこの些末(さまつ)な好品の流行の事実もそう軽々には見遁(みのが)すことの出来ないものではあろうと思われる...   しかしこの些末な嗜好品の流行の事実もそう軽々には見遁すことの出来ないものではあろうと思われるの読み方
寺田寅彦 「チューインガム」

...虐的な快感を昧おうとするのではない...   嗜虐的な快感を昧おうとするのではないの読み方
外村繁 「澪標」

...任意に自分の慾(しよく)を満足するという彼女の条件は直(ただ)ちに成立した...   任意に自分の嗜慾を満足するという彼女の条件は直ちに成立したの読み方
夏目漱石 「明暗」

...騒ぎの中にも良い(たしな)みです...   騒ぎの中にも良い嗜みですの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...(たしな)みよくお化粧をして居ります...   嗜みよくお化粧をして居りますの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...後(おく)れ毛(げ)一(ひ)と筋(すぢ)えりに亂(み)ださぬ(たしな)みのよさ...   後れ毛一と筋えりに亂ださぬ嗜みのよさの読み方
樋口一葉 「曉月夜」

...武士の(たしな)みとしてあるまじきことで...   武士の嗜みとしてあるまじきことでの読み方
久生十蘭 「鈴木主水」

...鹿を山へ放つと他の木はそうではないが鹿は特に(この)んでツバキの木の皮を食うのである...   鹿を山へ放つと他の木はそうではないが鹿は特に嗜んでツバキの木の皮を食うのであるの読み方
牧野富太郎 「植物記」

...和算もまた国民好の産物であったといい得られよう...   和算もまた国民嗜好の産物であったといい得られようの読み方
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」

...いつしかそのは病の如くに...   いつしかその嗜は病の如くにの読み方
三好達治 「測量船拾遺」

...榛軒は鰻の蒲焼をんだ...   榛軒は鰻の蒲焼を嗜んだの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...寧(むし)ろ下層社会の好(しこう)に属するものが大部分である...   寧ろ下層社会の嗜好に属するものが大部分であるの読み方
夢野久作 「暗黒公使」

...宮子は? 彼女の周囲では外人たちが競(きそ)って宮子の好を研究し...   宮子は? 彼女の周囲では外人たちが競って宮子の嗜好を研究しの読み方
横光利一 「上海」

...かかる態の人物の生き方やら好をさしていうものか...   かかる態の人物の生き方やら嗜好をさしていうものかの読み方
吉川英治 「私本太平記」

「嗜」の読みかた

「嗜」の書き方・書き順

いろんなフォントで「嗜」

「嗜」の英語の意味

「嗜なんとか」といえば?  


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純粋詩   まずしさ   御詠  

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