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饗庭篁村 「木曾道中記」
...不嗜殺人者一之支那に於ても...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...昔の嗜好を忘れてしまい...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...はじめてだ」嗜虐(しぎゃく)の楽しみが男にはあるとすると...
高見順 「いやな感じ」
...それは西洋人の趣味嗜好(しこう)に投じ...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...身嗜(みだしな)みよくキチンと頭髪を梳(くしけず)って...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...此の空想は非常に彼の嗜好(しこう)に叶(かな)った...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...平生(へいぜい)すこぶる嗜(たしな)む所...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...快楽の嗜好(しこう)...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...自分がよく知ってるあの嗜好(しこう)と嫌厭(けんえん)とを...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...捨て難い中年の習慣と嗜好とを一生涯改めずに済む人は幸福である...
永井荷風 「砂糖」
...二個の相容(い)れざる願望嗜欲が胸に闘う場合も同じ事であった...
夏目漱石 「それから」
...嗜(たしな)みのない女ではなかったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...人間の嗜好が気紛れなことや...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...置物の工合なんど高雅に見えて一入(ひとしお)の趣きあるは書生上りの中川が嗜(たしなみ)に非(あら)ず...
村井弦斎 「食道楽」
...霞亭の酒を嗜んだことは...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは前に優善が父兄と嗜(たしみ)を異にして...
森鴎外 「渋江抽斎」
...一通り嗜みとして題詠を練習したことからきているのである...
柳田国男 「故郷七十年」
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