例文・使い方一覧でみる「嗄」の意味


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...また荒々しい(しわが)れ声になった...   また荒々しい嗄れ声になったの読み方
芥川龍之介 「影」

...(しやが)れた聲を絞つて泣きながら...   嗄れた聲を絞つて泣きながらの読み方
石川啄木 「二筋の血」

...なかなかちょっと誰にでもはやれない地唄の中の許(ゆる)し物を(か)れた渋い声で唄って来る...   なかなかちょっと誰にでもはやれない地唄の中の許し物を嗄れた渋い声で唄って来るの読み方
上村松園 「京のその頃」

...」と(しゃが)れた声で嘘を言った...   」と嗄れた声で嘘を言ったの読み方
太宰治 「チャンス」

...外套掛ける場所もないじゃないか!」と歌姫の耳にれたバスが響いて来る...   外套掛ける場所もないじゃないか!」と歌姫の耳に嗄れたバスが響いて来るの読み方
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「マリ・デル」

...トルーイヨーは牛の(しわが)れ声のようなはっきりしない唸(うな)り声で...   トルーイヨーは牛の嗄れ声のようなはっきりしない唸り声での読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...かわき(しわが)れた急な咳(せき)の音が...   かわき嗄れた急な咳の音がの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...しわ(が)れた声を絞りながら叫んだ...   しわ嗄れた声を絞りながら叫んだの読み方
中島敦 「斗南先生」

...いくら咽喉(のど)を絞(しぼ)り声を(か)らして怒鳴(どな)ってみたってあなたがたはもう私の講演の要求の度を経過したのだからいけません...   いくら咽喉を絞り声を嗄らして怒鳴ってみたってあなたがたはもう私の講演の要求の度を経過したのだからいけませんの読み方
夏目漱石 「現代日本の開化」

...けれど鳴く声は次第に狂おしくれていって...   けれど鳴く声は次第に狂おしく嗄れていっての読み方
久生十蘭 「魔都」

...大した度胸もない癖に大それた真似をしやがって」笑子はれたような声で...   大した度胸もない癖に大それた真似をしやがって」笑子は嗄れたような声での読み方
久生十蘭 「魔都」

...(しゃが)れた声がどなった...   嗄れた声がどなったの読み方
本庄陸男 「石狩川」

...『眠(ねむ)つちや居(ゐ)ない』と咳(しはが)れた脾弱(ひよわ)い聲(こゑ)で...   『眠つちや居ない』と咳嗄れた脾弱い聲での読み方
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」

...司法主任から啣え直さしてもらった朝日を吸い吸い(しわが)れた...   司法主任から啣え直さしてもらった朝日を吸い吸い嗄れたの読み方
夢野久作 「S岬西洋婦人絞殺事件」

...不意にどこからともなくシャ(が)れた声が聞こえて来ました...   不意にどこからともなくシャ嗄れた声が聞こえて来ましたの読み方
夢野久作 「卵」

...またもやしゃ(が)れ声(ごえ)を振り立てはじめたので思い止まった...   またもやしゃ嗄れ声を振り立てはじめたので思い止まったの読み方
吉川英治 「剣難女難」

...早くここへ!」高きところに声を(か)らしている小姓余一の絶叫(ぜっきょう)が...   早くここへ!」高きところに声を嗄らしている小姓余一の絶叫がの読み方
吉川英治 「神州天馬侠」

...烈風に喊声(かんせい)を(か)らした...   烈風に喊声を嗄らしたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「嗄」の読みかた

「嗄」の書き方・書き順

いろんなフォントで「嗄」


ランダム例文:
袢纏   知りたい   周囲を回る  

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