...それから営門を出て...
梅崎春生 「狂い凧」
...営門(えいもん)をくぐった...
海野十三 「空襲葬送曲」
...営門をはいって左手へ降りた窪地(くぼち)にあった...
高見順 「いやな感じ」
...うかつな自分に舌打ちをして、俺は営門を出て、練兵場へ向けて、てくてくと遠回りの道を歩いて行った...
高見順 「いやな感じ」
...私が青森の部隊の営門まで送りとどけてやったのですが...
太宰治 「嘘」
...いったん、営門にはいって、それから、すぐにまたひょいと逃げ出したのでしょうか...
太宰治 「嘘」
...赤襷(あかだすき)の山川を営門に送りこんでから...
久生十蘭 「蝶の絵」
...紙の国旗を持って営門に並んだが...
久生十蘭 「蝶の絵」
...営門の方へ私たち歩きながら...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そしてやがて営門のうちへ入って行った戸板の上の人と信長との今朝の会見を想像して...
吉川英治 「黒田如水」
...各営門を曳き廻した上...
吉川英治 「三国志」
...中軍の営門を通ってきた...
吉川英治 「三国志」
...曹操は自身で営門まで見送ってきた...
吉川英治 「三国志」
...そして営門の裏から送り出されるや...
吉川英治 「三国志」
...営門の将から伺いを立てて来た...
吉川英治 「私本太平記」
...御営門までおみえにござりますが」「正成の」「はい」「首級を挙げて来たのか」「そのよしにございまする...
吉川英治 「私本太平記」
...営門の外へ帰りかけたが...
吉川英治 「新書太閤記」
...営門や幕舎は沸(わ)いていた...
吉川英治 「新・水滸伝」
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