...ぶらぶら営所の近所まで散歩して見たんやけど...
岩野泡鳴 「戦話」
...二の一大本営所在地広島においては...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...で元の営所からこんどの営所へ行くには...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...天主の松の上をふわふわ飛んで営所のなかへ落ちた...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...営所の堀の蟇(がま)を捕って来て...
夢野久作 「近世快人伝」
...曹操の営所へおもむいた...
吉川英治 「三国志」
...各の営所へ引き退いた...
吉川英治 「三国志」
...仲達は営所に帰るやいなすぐ左右の者を派してその部将を床几(しょうぎ)の前に求めた...
吉川英治 「三国志」
...鶯谷(義貞の陣営所)へ来て吠ざくがいい」「さあ...
吉川英治 「私本太平記」
...鶴ヶ岡の元神官屋敷そのままの営所で...
吉川英治 「私本太平記」
...で、頼尚はその晩、尊氏の営所へ、わざと鮮魚や野鳥の一ト籠を献上に持って出て、「十二刻(とき)(一昼夜)の御別行(ごべつぎょう)(服喪(ふくも))だけでも、このさい過分至極なのに、もしお体にでもさわっては一大事ですし、また、陣中どことなく銷沈(しょうちん)のていにもござります...
吉川英治 「私本太平記」
...営所へ、柴田方の大物ふたりまでが、捕虜となって曳かれて来た...
吉川英治 「新書太閤記」
...みずから家康の営所へ行って...
吉川英治 「新書太閤記」
...その頃また、如意村(にょいむら)の郷士で石黒善九郎という者が、信雄の営所へ、密告に来た...
吉川英治 「新書太閤記」
...……後刻、成政どのを、御営所まで、お曳(ひ)きつれ下さるように」と、伝達して戻った...
吉川英治 「新書太閤記」
...営所を退(さ)がって...
吉川英治 「新書太閤記」
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