...露営中に熊に襲われて怖かった...
...軍前面の敵はサルジニアのコッリーが約一万をもってケバ要塞からモントヴィの間に位置し墺軍の主力はなおポー河左岸に冬営中であった...
石原莞爾 「戦争史大観」
...後(のち)のものには室町殿(むろまちどの)の営中(えいちゆう)の事どもを記録(きろく)せられたる伊勢家の書(しよ)には越後布(ぬの)といふ事あまた見えたり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...尼御台所並びに御台所等営中を去り...
太宰治 「右大臣実朝」
...もちろん敵の本営中で万一という場合に備えての...
吉川英治 「上杉謙信」
...その営中に斬り入るまでは義元の居どころは的確に知れなかったのである...
吉川英治 「上杉謙信」
...主君信玄の座所たる営中に何かしら異様な音響を聞きとめて...
吉川英治 「上杉謙信」
...営中(えいちゅう)のかがり火は夜もすがら旺(さか)んだった...
吉川英治 「黒田如水」
...営中へ休息に入ってしまった...
吉川英治 「三国志」
...王必の営中では、宵の口から酒宴がひらかれ、将士はもとより、馬飼の小者にいたるまで、怪しげな鳴物を叩いたり、放歌したり、踊ったり、無礼講というので、いやもうたいへんな賑いだった...
吉川英治 「三国志」
...王必はもっと営中の奥深くにいると信じていたために...
吉川英治 「三国志」
...一同して営中の奥まった一房へ出向き...
吉川英治 「三国志」
...営中まで引きずってくると...
吉川英治 「三国志」
...父の籠居(ろうきょ)している営中の一房をのぞいて...
吉川英治 「三国志」
...いまやこの表小御所は陣営中の陣営だった...
吉川英治 「私本太平記」
...千手院の営中である...
吉川英治 「私本太平記」
...佐久間などの営中...
吉川英治 「新書太閤記」
...早く外へ」このときもう牢営中は蜂(はち)の巣をついたような騒ぎとなっていた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...営中の郎党から兄弟たちも団結して...
吉川英治 「平の将門」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??