...喪心(そうしん)の態(てい)で...
海野十三 「電気看板の神経」
...喪心(そうしん)の体(てい)で立去ったというのは...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...レールの上へ叩きつけられて喪心してしまったお品を...
大阪圭吉 「坑鬼」
...喪心したようにぼんやりと灰色の陸の線をみつめた...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」
...はっし! なかば喪心の童子の鼻柱めがけて...
太宰治 「二十世紀旗手」
...魚は喪心していた人のようにわざと悲しそうな顔をして驚いてみせた...
田中貢太郎 「竹青」
...彼は喪心したようにぐらぐらとよろめいて其処(そこ)にある椅子(いす)の上に臀餅(しりもち)をついた...
谷崎潤一郎 「途上」
...白髮の老爺(らうや)の喪心したるやうに...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...私は全く喪心した青年であつた...
田山録弥 「ある日」
...全く喪心したもののやうにぐたりとなつてゐた...
田山花袋 「道綱の母」
...參政韓圭咼は歔欷流涕の餘殆ど喪心し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...八 裂き取られたる上衣の一片その喪心の最中に...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...喪心(さうしん)したやうに惘然(ばうぜん)として立(た)つた...
長塚節 「土」
...喪心したように眼をつむり...
山本周五郎 「日本婦道記」
...血しおの中に喪心(そうしん)していた曹植が...
吉川英治 「三国志」
...喪心狼狽(そうしんろうばい)...
吉川英治 「三国志」
...喪心(そうしん)したようになって...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...喪心(そうしん)するような驚きをあらわして...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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