...まるで喪心(そうしん)した人のように...
芥川龍之介 「妖婆」
...幾日も喪心者のようになって彷徨したと云っている...
寺田寅彦 「アインシュタイン」
...彼は喪心のあまり...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ついにジャン・ヴァルジャンは、喪心の極、平静のうちにはいった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...おそらく消極的な喪心の廃兵だつた...
牧野信一 「凩日記」
...馬ほど喪心しやすき畜生なきと同時に...
南方熊楠 「十二支考」
...喪心(そうしん)せんばかり驚いて...
吉川英治 「三国志」
...血しおの中に喪心(そうしん)していた曹植が...
吉川英治 「三国志」
...喪心狼狽(そうしんろうばい)...
吉川英治 「三国志」
...いつもすぐ仮面作(めんづく)りの権化(ごんげ)となってしまう半喪心(はんそうしん)の状態から...
吉川英治 「私本太平記」
...半ば喪心(そうしん)していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...喪心(そうしん)しているお千絵様を肩にかけ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...喪心(そうしん)したようになって...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...喪心(そうしん)したようになって...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...喪心(そうしん)しているお千絵を助けながら登ってゆく...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...喪心したようにすすり泣いていた...
吉川英治 「日本名婦伝」
...老母も喪心(そうしん)してしまった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...喪心(そうしん)したように突立って...
蘭郁二郎 「腐った蜉蝣」
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