...金花はまるで喪心(さうしん)したやうに...
芥川龍之介 「南京の基督」
...まるで喪心した人のやうにぼんやりして...
新井紀一 「怒れる高村軍曹」
...喪心(そうしん)の態(てい)で...
海野十三 「電気看板の神経」
...レールの上へ叩きつけられて喪心してしまったお品を...
大阪圭吉 「坑鬼」
...5翅(つばさ)のおとを聴かんとして水鏡(みづかがみ)する喪心(さうしん)の あゆみゆく薔薇6ひひらぎの葉(は)のねむるやうに ゆめをおひかける霧色(きりいろ)の薔薇の花...
大手拓次 「藍色の蟇」
...喪心したようにぼんやりと灰色の陸の線をみつめた...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」
...卯平(うへい)は數分時(すうふんじ)の前(まへ)に豫期(よき)しなかつた此(こ)の變事(へんじ)を意識(いしき)した時(とき)殆(ほと)んど喪心(さうしん)して庭(には)に倒(たふ)れた...
長塚節 「土」
...私は以前病気で居る間からぼうつとして畢つて居る時は或物に目をつけると喪心したやうに何時までも見て居るのが癖であつた...
長塚節 「隣室の客」
......
中原中也 「山羊の歌」
...玩物喪心(ぐわんぶつさうしん)と申すか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私は喪心者のやうに空を見ながら...
萩原朔太郎 「宿命」
...馬ほど喪心しやすき畜生なきと同時に...
南方熊楠 「十二支考」
...喪心したように眼をつむり...
山本周五郎 「日本婦道記」
...喪心(そうしん)せんばかり驚いて...
吉川英治 「三国志」
...血しおの中に喪心(そうしん)していた曹植が...
吉川英治 「三国志」
...いつもすぐ仮面作(めんづく)りの権化(ごんげ)となってしまう半喪心(はんそうしん)の状態から...
吉川英治 「私本太平記」
...同時にその喪心(そうしん)を強く反撥(はんぱつ)していたのも彼自身だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...ジョージ・佐野は喪心(そうしん)して夢遊病者のように部屋から出て行きました...
吉行エイスケ 「バルザックの寝巻姿」
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