...軍紀(モラール)を喪失したことを...
石川欣一 「比島投降記」
...考える力を喪失した...
梅崎春生 「桜島」
...精神を喪失した案山子のような彼と...
豊島与志雄 「朝やけ」
...人は日常如何に多くのことを捕捉したり喪失したりしていることでしょう...
豊島与志雄 「夢の図」
...聴覚の全然喪失した不具の人でない以上...
中里介山 「大菩薩峠」
...一切のものを喪失した...
萩原朔太郎 「宿命」
...意志実現のための客観的地盤を永遠に喪失したという...
服部之総 「新撰組」
...僕の喪失した記憶の疼きといったようなものが...
原民喜 「夢と人生」
...ついに二十歳にして人生を喪失した男...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...人間の情性を喪失したような異常者の集団だった...
久生十蘭 「ノア」
...ハムレットが時計の鎖をいじる……ハムレットのように現代の記憶を喪失した乖離性追想喪失症には...
久生十蘭 「ハムレット」
...倫理の本から幸福論が喪失したということはこの混乱を代表する事実である...
三木清 「人生論ノート」
...もう一度喪失した美への了得(りょうとく)を取戻すことが緊要である...
柳宗悦 「雲石紀行」
...喪失したものは創造の自由であった...
柳宗悦 「工藝の道」
...そうしてこの道徳的秩序を保たない者は社会的存在を喪失した...
柳宗悦 「工藝の道」
...夙(はや)くその大部分を喪失したことは...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...例えば式内(しきない)の古社がほとんとその名を喪失したように...
柳田国男 「山の人生」
...実際にも女であることを喪失したため...
山本周五郎 「季節のない街」
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