...喜憂を共にする仲間がいると心強い...
...彼女の喜憂は常に私たちの話題になる...
...喜憂を表に出さずに自分で抱え込むのは良くない...
...喜憂が交互に訪れる人生は大変なものだ...
...この小説は登場人物たちの喜憂を描写している...
...吾々の喜憂を支配するのである...
伊藤左千夫 「竹の里人 一」
...無暗に豪傑振つて女を軽蔑したがるくせに高が売女(ばいぢよ)の一顰(びん)一笑に喜憂して鼻の下を伸ばす先生方は...
内田魯庵 「犬物語」
...上(かみ)では雹(ひょう)が降ったてます」余等が帝劇のハムレットに喜憂(きゆう)を注(そそ)いで居る間に...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...大隈伯の屡々失敗して飽くまで其の自信を枉げざるは猶ほ献身的宗教家の如し故に伊藤侯は得意の日に驕色あり大隈伯は得失を以て喜憂せず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...向背に對して喜憂を感じたるのみならず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...大隈伯の屡々失敗して飽くまで其の自信を枉げざるは猶ほ献身的宗教家の如し故に伊藤侯は得意の日に驕色あり大隈伯は得失を以て喜憂せず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...ただ現在に活動しただ現在に義務をつくし現在に悲喜憂苦を感ずるのみで...
夏目漱石 「倫敦消息」
...ともに高尚の域に昇りて永遠重大の喜憂をともにせんとするの旨を述べたるものなり...
福沢諭吉 「学者安心論」
...遠く喜憂の目的をともにして間接に相助くることあらば...
福沢諭吉 「学者安心論」
...人の心事とその喜憂(きゆう)栄辱(えいじょく)との関係もまた斯(かく)のごとし...
福沢諭吉 「旧藩情」
...苦楽喜憂恰も男子手中の玩弄物と言うも可なり...
福沢諭吉 「新女大学」
...夫婦利害を共にし苦楽喜憂を共にするは勿論...
福沢諭吉 「日本男子論」
...苦楽や喜憂に特別心をみだすほどのことはないのだ...
本庄陸男 「石狩川」
...同じ喜憂に包まれた一団でなければならない...
本庄陸男 「石狩川」
...たまたま父祖と同じに夢を見て喜憂する者があろうとも...
柳田國男 「夢と文芸」
...常に主君の部屋に対して敏感に喜憂をともにしているのだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...浮沈喜憂する人間諸業のすがたを観ようとするばあい...
吉川英治 「随筆 新平家」
...喜憂こもごもが一埃(ひとほこ)りのうちに舞い去り舞い来り...
吉川英治 「随筆 新平家」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??