...編輯を他人に任すとのことはもとより小生の容喙(ようかい)すべきことにてもなく誰がやっても出来さえすれば宜しく候...
高浜虚子 「子規居士と余」
...この上無遠慮に喙(くちばし)を入れることも憚(はばか)られたのであろう...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...何が故にマジャルドー風情の者が家政に容喙(ようかい)するのか...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...少しは考えろ」と喙(くちばし)を入れるのに松山さんが続けて...
田中英光 「オリンポスの果実」
...おそらくロシアでは日本などとちがって科学がかなりまで直接政治に容喙(ようかい)する権利を許されているのではないかと想像される...
寺田寅彦 「自由画稿」
...傍へお島に来られて喙(くち)を容(い)れられると...
徳田秋声 「あらくれ」
...認識理論に一口たりとも容喙する権利がない...
戸坂潤 「科学論」
...ミウーソフも熱心にその話に容喙(ようかい)しようとしていたのだが...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...何人も侯に容喙するを許さゞる是れなり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...海鳥に喙ばまれた傷の間から骨が白くのぞきだしている...
久生十蘭 「海豹島」
...以上述べ来った事については多分万葉学者からは貴様の様な門外漢が無謀にも我が万葉壇へ喙(くちばし)を容(い)るるとはケシカランことだとお叱りを蒙るのを覚悟のまえで...
牧野富太郎 「植物記」
...お前方(まへがた)が信(しん)じないかも知(し)れないけど―』『决(けつ)して信(しん)じないとは云(い)やしなくッてよ!』と愛(あい)ちやんが喙(くち)を容(い)れました...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
......
森鴎外 「遺言三種」
...政治に容喙(ようかい)しないようにさせる...
山本周五郎 「半之助祝言」
...他人の批判の容喙をゆるさない...
吉川英治 「折々の記」
...信徒的な容喙が多くては...
吉川英治 「折々の記」
...容喙(ようかい)はゆるさんといいおる...
吉川英治 「黒田如水」
...要(い)らざる喙(くちばし)...
吉川英治 「新書太閤記」
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