例文・使い方一覧でみる「喋」の意味

...一語も喋（しゃべ）ろうとはしなかった... 一語も喋ろうとはしなかったの読み方
海野十三「恐怖の口笛」

...しきりに弾道曲線（だんどうきょくせん）を描きつつ喋（しゃべ）る... しきりに弾道曲線を描きつつ喋るの読み方
海野十三「のろのろ砲弾の驚異」

...侯爵夫人はもとから春子夫人のお喋舌（しやべり）とお凸額（でこ）とが気に入らなかつたが... 侯爵夫人はもとから春子夫人のお喋舌とお凸額とが気に入らなかつたがの読み方
薄田泣菫「茶話」

...家のなかで気がるに喋り... 家のなかで気がるに喋りの読み方
リチャード・オースティン・フリーマン　Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳「オスカー・ブロズキー事件」

...自分に餘計なことを喋らせたヴェリチャーニノフをさも憎らしそうに睨んだりするのである...
ドストエーフスキイ神西清訳「永遠の夫」

...その後子規に導かれて俳人生活をする事になって卅年頃に神田の或る学校で講演会を開いた時に思ったよりも巧く喋舌った...
内藤鳴雪「鳴雪自叙伝」

...九弁信の喋（しゃべ）った通り... 九弁信の喋った通りの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...あのお喋り坊主は真そこ... あのお喋り坊主は真そこの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...向うは秘書とタイピストとを使ってべらべらと喋（しゃべ）れば済むことだし... 向うは秘書とタイピストとを使ってべらべらと喋れば済むことだしの読み方
中谷宇吉郎「雪雑記」

...喋り方など参考もの... 喋り方など参考ものの読み方
古川緑波「古川ロッパ昭和日記」

...喋（しやべ）つたり... 喋つたりの読み方
ライネル・マリア・リルケ　Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳「旗手クリストフ・リルケ抄」

...」こんなことを若しも日本語で喋舌つたならば... 」こんなことを若しも日本語で喋舌つたならばの読み方
牧野信一「熱海線私語」

...そんなことを喋舌ツて卑し気な笑ひを浮べたことがあつたが... そんなことを喋舌ツて卑し気な笑ひを浮べたことがあつたがの読み方
牧野信一「鏡地獄」

...」などゝ上ツ調子に喋舌つた... 」などゝ上ツ調子に喋舌つたの読み方
牧野信一「蝉」

...そんな大きな声で喋舌つても好いの？」「あツハツハ……えゝ... そんな大きな声で喋舌つても好いの？」「あツハツハ……えゝの読み方
牧野信一「夜の奇蹟」

...父と母と富岡とが三人で喋っているときにもない何かが... 父と母と富岡とが三人で喋っているときにもない何かがの読み方
「海流」

...例のごとく喋舌つてゐるのを聞いてゐると... 例のごとく喋舌つてゐるのを聞いてゐるとの読み方
吉川英治「折々の記」

...相手の顔いろを見て喋（しゃべ）ればいいのに... 相手の顔いろを見て喋ればいいのにの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

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