...彼女は真善美の女性で、人々から尊敬されている...
...教育の目的は、真善美を追求して人格を陶冶することだ...
...この映画は、人々の心に真善美を呼び覚ますストーリーが素晴らしい...
...真善美の追求は、人間が追求すべき目標の一つだ...
...美しい芸術作品は、真善美の美しさを表現するものとされている...
...いわゆる真善美を信じる心がありとすれば...
石川欣一 「可愛い山」
...茶の湯が善美な歴史を持って居るのと...
伊藤左千夫 「茶の湯の手帳」
...さしも善美を盡せる虹梁鴛瓦(こうりやうゑんぐわ)の砌(いしだゝみ)も影薄(かげうす)げにぞ見えし...
高山樗牛 「瀧口入道」
...これは絶対的善美なものの得られない現世であらゆるものの価値判断に関係して当てはまる普遍的方則ではあるまいか...
寺田寅彦 「蓄音機」
...善美を尽した御座船が中流に浮んで...
野村胡堂 「楽聖物語」
...お城から迎えに出した善美を尽した女乗物に乗って...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...いわば真善美の要求で...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...善美を尽(つく)したドロテイン街の家がマタ・アリに提供されて...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...意志の上に作用する善美のために...
牧野信一 「ゼーロン」
...源氏の勢力のもとでかつてない善美を尽くした準備が調えられているということをお知りになったのであるから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...自身が姫君の生活に善美を尽くしていると信じていたことも...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...総二階の善美を尽した母屋に...
山本周五郎 「風流太平記」
...善美をこらした物である...
吉川英治 「美しい日本の歴史」
...さりとて人間の善美の性や真実の姿がまったく枯れはてた世ともおもわれない...
吉川英治 「新書太閤記」
...もてなしの善美をつくした...
吉川英治 「新・水滸伝」
...――何の惜(お)し気(げ)もなく七堂伽藍(がらん)の善美や九百余坊の繁昌仏国(ぶっこく)をすてて...
吉川英治 「親鸞」
...それは真善美に分別せられ得るあらゆる価値を...
和辻哲郎 「『劉生画集及芸術観』について」
...宇宙の第一者に意識してさらに真善美に突進するの勇を振るい起こす...
和辻哲郎 「霊的本能主義」
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