...彼は善根を持っていると評判だ...
...善根を育てなければ、将来困るよ...
...人間は誰でも善根を持っていると思う...
...善根がある人は、良い人間関係を築ける...
...善根を育てることは、人生の大切な課題のひとつだ...
...あまねく一切に慈悲善根を衒(てら)う憎々しさ...
中里介山 「大菩薩峠」
...誰も知らないお雪ちゃん自身の善根が...
中里介山 「大菩薩峠」
...お釈迦(しゃか)様も御存じのない善根だよ」銭形の平次がこんなに激しい言葉を使ったのを...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...運上の積りで善根を施す泥棒なんか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それに少しは慈悲善根の心がけ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...慈悲善根の心がけが篤(あつ)く...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...自分の慈悲善根を見にくる三河屋を神様のように拝んでいなきゃならなかったんだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「お前は慈悲善根を売物にしている総右衛門に引取られるまま...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「お前は慈悲善根を賣物にしてゐる總右衞門に引取られるまゝ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...近頃は慈悲善根と言つたやうな...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その善根を以てたとい彼女身死するとも残金五百銭を与えて...
南方熊楠 「十二支考」
...もとより手と足ばかりの貧乏人故何たる善根も施し得ませぬ...
南方熊楠 「十二支考」
...以前にもまして善根をつもうと精進あそばされた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...閑暇(ひま)さえあればソンナ善根をしているものと思って誰も怪しむ者なんか居なかった...
夢野久作 「骸骨の黒穂」
...けれど善根のものもこの娑婆(しゃば)では...
吉川英治 「江戸三国志」
...あなたは善根の隣人に思われて...
吉川英治 「親鸞」
...善根を蒔(ま)く為(ため)につかはうといつた言葉を無にしたといつて驚ろく様子も有(あり)ませんでしたが...
若松賤子 「黄金機会」
...「人見せ善根」になってしまう...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
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