...彼は善根を持っていると評判だ...
...善根を育てなければ、将来困るよ...
...人間は誰でも善根を持っていると思う...
...善根がある人は、良い人間関係を築ける...
...善根を育てることは、人生の大切な課題のひとつだ...
...平生なんらの善根を積みたることなく...
井上円了 「おばけの正体」
...一般にその面白味をわからせてやるようにすることは一種の善根功徳である...
高浜虚子 「丸の内」
...少しでも善根を積んで...
田中貢太郎 「鮭の祟」
...今生に出来るだけの善根を植えて置かなければなるまいぞ...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...『善根を積むことの何ぞ楽しき...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...あまねく一切に慈悲善根を衒(てら)う憎々しさ...
中里介山 「大菩薩峠」
...鬼のいぬ間という機会を与えた善根になるというものです...
中里介山 「大菩薩峠」
...誰も知らないお雪ちゃん自身の善根が...
中里介山 「大菩薩峠」
...運上の積りで善根を施こす泥棒なんか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それに少しは慈悲善根の心がけ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...自分の施した善根などを...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...どんな慈悲善根を積んでも...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...主人彦四郎の善根癖には...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...慈悲善根を施(ほど)こしながら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...現世にのこす善根――その善根を...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...けれど善根のものもこの娑婆(しゃば)では...
吉川英治 「江戸三国志」
...俺という人間は、善根どころか、悪根ばかりこの社会に植え歩いている、魔界の頭領なのだ...
吉川英治 「親鸞」
...善根を蒔(ま)く為(ため)につかはうといつた言葉を無にしたといつて驚ろく様子も有(あり)ませんでしたが...
若松賤子 「黄金機会」
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