...彼は善根を持っていると評判だ...
...善根を育てなければ、将来困るよ...
...人間は誰でも善根を持っていると思う...
...善根がある人は、良い人間関係を築ける...
...善根を育てることは、人生の大切な課題のひとつだ...
...慈悲善根を施した高僧の如くでないまでも...
辰野九紫 「青バスの女」
...今生に出来るだけの善根を植えて置かなければなるまいぞ...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...なか/\の善根家で...
種田山頭火 「行乞記」
...あまねく一切に慈悲善根を衒(てら)う憎々しさ...
中里介山 「大菩薩峠」
...鬼のいぬ間という機会を与えた善根になるというものです...
中里介山 「大菩薩峠」
...衆生(しゅじょう)の作り置かるる善根の果報であることを思いますると...
中里介山 「大菩薩峠」
...それに少しは慈悲善根の心がけ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...自分の慈悲善根を見に來る三河屋を神樣のやうに拜んで居なきやならなかつたんだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...妙に慈悲善根がつたことが好きで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...慈悲善根といふと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...どんな慈悲善根を積んでも...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...五十と聽きましたが、苦勞をしたせゐか、ひどく老(ふ)けた感じで、慈悲善根を積み、世間の評判も良い人にも拘らず、何んとなく鋭(するど)さと棘々(とげ/\)しさと、わざとらしさを感じさせる人柄です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...日頃慈悲善根のお心掛けで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...これも日頃から慈悲善根(じひぜんこん)を施(ほどこ)して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「あんたの善根は...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...閑暇(ひま)さえあればソンナ善根をしているものと思って誰も怪しむ者なんか居なかった...
夢野久作 「骸骨の黒穂」
...けれど善根のものもこの娑婆(しゃば)では...
吉川英治 「江戸三国志」
...善根のための善をしようとする人間の心根はなお浅ましゅうはおざらぬか」「はっ……はい……」「流人(るにん)の親鸞を見れば親のように慕う領民が...
吉川英治 「親鸞」
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