...彼は善根を持っていると評判だ...
...善根を育てなければ、将来困るよ...
...人間は誰でも善根を持っていると思う...
...善根がある人は、良い人間関係を築ける...
...善根を育てることは、人生の大切な課題のひとつだ...
...“谿谷美”“善根宿”“野宿”行乞しつつ...
種田山頭火 「四国遍路日記」
...『善根を積むことの何ぞ楽しき...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...どういうわけか救済とか救恤とか善根とか名づけるわけですね...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...俺にも善根を施さしてくれ...
野村胡堂 「青い眼鏡」
...世にも有難い心掛けの男で年中善根を施すのを楽しみにしている人間だったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...運上の積りで善根を施こす泥棒なんか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「お前は慈悲善根を賣物にしてゐる總右衞門に引取られるまゝ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...慈悲善根の代りに無慈悲なことばかりして參つたと言つた方が宜い位でございます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...自分の施した善根などを...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...五十と聽きましたが、苦勞をしたせゐか、ひどく老(ふ)けた感じで、慈悲善根を積み、世間の評判も良い人にも拘らず、何んとなく鋭(するど)さと棘々(とげ/\)しさと、わざとらしさを感じさせる人柄です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...慈悲善根で出す金や...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...慈悲善根が好きだと言はれる人の中には...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...泰文はよほどの善根(ぜんこん)でもほどこしている気でいるらしく...
久生十蘭 「無月物語」
...その善根を以てたとい彼女身死するとも残金五百銭を与えて...
南方熊楠 「十二支考」
...以前にもまして善根をつもうと精進あそばされた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...よい善根(ぜんこん)だ...
吉川英治 「新書太閤記」
...俺という人間は、善根どころか、悪根ばかりこの社会に植え歩いている、魔界の頭領なのだ...
吉川英治 「親鸞」
...「人見せ善根」になってしまう...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
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