...彼は善心でよく知られています...
...善心に従って、行動しなければなりません...
...善心に溢れた人々が集まっています...
...良いことをするときは、善心が必要です...
...彼は善心と慈愛に満ちた人物として称賛されています...
...一)十二 善と惡(ある年少の友のために)1凡ての人には善心と惡心とがある...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...善心に立ちかえるべきだったかも知れないが...
海野十三 「くろがね天狗」
...ブルジョアジーの慈善心と財嚢とに哀訴せざるを得ない...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...石井氏の老大人、一代にて身上を起し、鉅萬の財を積みけるが、慈善心に富みて、能く散じ、村人之を仰ぐこと神の如しなど物語るに、われ圖らずも、石井氏の由來を知り、いとゞ感激に堪へざりき...
大町桂月 「鹿野山」
...彼の卒直な我儘は自分の餘裕のある慈善心より本當だと思つた...
千家元麿 「自分は見た」
...慈善心を食ふ観音さまの周りの雑沓の中を...
添田唖蝉坊 「乞はない乞食」
...善心から見れば、悪なんというものが存在する場所はありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...主膳にとって善心のゆかりであるか...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼の胸奥にも多くの善心が潜んでいたのである...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...悪心の中に包まれ育つ善心闇は限りなく濃くなって...
松永延造 「職工と微笑」
...鮨屋の後三分一即ち弥左衛門に突込まれてよりの権太は善心に復りしことを自白せるものとしたるなり...
三木竹二 「いがみの権太」
...その人善心なくんば...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...善心に立ちかえって棄ててかえるのを止めたと話すものが多いが...
柳田国男 「母の手毬歌」
...西洋でもかつて慈善心に富んだ奥方といった者は...
柳田国男 「木綿以前の事」
...人間なら誰でも持っている慈悲の田だよ、善心の田だよ...
吉川英治 「大岡越前」
...彼も善心を起して...
吉川英治 「三国志」
...その間に十分善心に立返るようにしてありますから――との事で...
吉川英治 「茶漬三略」
...ばばの善心を、日頃から憐(あわ)れと思(おぼ)し給い、この大難へ、仮の御姿(みすがた)して、救いにお降り下されましたか...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索