...善哉、よくやったね...
...彼女の演奏は善哉でした...
...この本には、仏教用語によくある「善哉」という言葉が存在する...
...古くからの言葉である「善哉」は、今でも宗教的な場で使用されている...
...「善哉、環境を守ろう」というスローガンがある...
...善哉庵永機(ぜんざいあんえいき)...
芥川龍之介 「孤独地獄」
...善哉やうきふの店が出ていて床几に掛けられるようになっていた...
上村松園 「京のその頃」
...心たいらか、行乞相も行乞所得も上上(マヽ)来、善哉、々々...
種田山頭火 「行乞記」
...夜おそく樹明君来庵、何か胸に痞えるものがあるらしく、頻りに街へ行かう、大に飲まうとすゝめたけれど、私は頑として応じなかつた、とう/\諦めて寝てしまつた、善哉々々...
種田山頭火 「其中日記」
...しつかりしろ! 山頭火!足が痛い、善哉々々...
種田山頭火 「其中日記」
...あるだけ飲む、酔ひつぶれてしまつた、善哉々々...
種田山頭火 「其中日記」
...空々寂々、善哉々々...
種田山頭火 「其中日記」
...それでもおとなしく戻つて来てすぐ寝た――善哉々々...
種田山頭火 「其中日記」
...私は近来水の句がだん/\出来るやうになつた、善哉々々...
種田山頭火 「其中日記」
...中学生が隣寺境内清掃、善哉々々...
種田山頭火 「其中日記」
...ひとり飲み、ひとり酔ひ、ひとり寝る、善哉々々...
種田山頭火 「其中日記」
...門外不出、終日徹夜して専念に句稿を整理する、みづから選ぶ、――むつかしい/\、つゝましくすなほに、しづかにおちついて仕事をする、善哉々々...
種田山頭火 「松山日記」
...「善哉善哉(ぜんざいぜんざい)...
夏目漱石 「虞美人草」
...御霊の善哉屋(ぜんざいや)の餅搗(もちつき)か何かして居る角力取(すもうとり)が仲裁に這入(はいっ)て来て...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...善哉(よいかな)...
南方熊楠 「十二支考」
...四終りに一言するは、古來朱門を蓮花に准えた事で、例えば佛説祕密相經下に、爾時、世尊大盧遮那如來、讃二金剛手菩薩摩訶薩一言、善哉善哉金剛手、汝今當レ知、彼金剛杵住二蓮花上一者、爲レ欲三利樂廣大饒益施二作諸佛最勝樂一、是故於二彼清淨蓮華之中一、而金剛杵住二於其上一、乃入二彼中一、發二起金剛一眞實持誦、然後彼金剛及彼蓮華二事相撃、成二就二種清淨乳相一一謂二金剛乳相一、二謂二蓮華乳相一、於二二相中一出二生一大菩薩善妙之相一、次復出二生一大菩薩猛惡之相一、菩薩所レ現二種相者、但爲三調伏利二益一切衆生一、由レ此出二生一切賢聖一、成二就一切殊勝事業一などとあつて、最後に世尊大盧遮那如來即説レ偈曰、快哉妙樂無二首上一、諸有二正士一應當レ修、今此祕密妙法門、有二罪染一者不レ應レ受、祕密蓮華此無レ上、金剛嬉戯即彼法、金剛蓮華教亦然、總攝二盧遮那智一とある...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...実に善哉善哉である...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「――善哉(よいかな)、善哉...
吉川英治 「新・水滸伝」
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