...この件は適切に善処する必要があります...
...上司からの指示に従って善処した...
...どう善処すれば問題が解決するだろうか...
...善処するためには、まず事情を把握する必要がある...
...彼はさまざまな状況に柔軟に善処できる人物だ...
...即座に信用ある医師の来診を求めて善処すべきであると思ったけれども...
谷崎潤一郎 「細雪」
...政府が誠意ある善処方を言明し之に向かって進んでいる以上は...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...もう少し考えた上で善処しましょう...
豊島与志雄 「乾杯」
...善処よく平定せしめた...
中谷宇吉郎 「雪」
...以上の実情を調査下され、善処ありたい...
火野葦平 「糞尿譚」
...秦曰く、君のいゝやうに任せる、善処されたし...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...きみのために善処なさるだろう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...難局に対して善処するとか...
柳田国男 「故郷七十年」
...何らかの御善処を仰ぎたく...
吉川英治 「上杉謙信」
...(おそらく、職にある日のうちにと、今生(こんじょう)の別れを、それとなく告げに来るものであろう)こう察したので、かれはいよいよ一刻もすておけないと考え、老中を通じて、事の善処を、急命したのである...
吉川英治 「大岡越前」
...よかろう必ず善処する...
吉川英治 「黒田如水」
...彼らの善処をいとまなくさせた殊勲の二人だった...
吉川英治 「三国志」
...ほかに善処する道も思案もなかったが...
吉川英治 「三国志」
...ただ朕(ちん)の為に善処せよ」劉禅(りゅうぜん)は...
吉川英治 「三国志」
...幕府としても、今にして、善処なくば、北条氏百余年の治もついに危うからんか...
吉川英治 「私本太平記」
...外に善処(ぜんしょ)し...
吉川英治 「新書太閤記」
...老臣たちの善処にまかせた...
吉川英治 「新書太閤記」
...善処のお考えをなさらぬ法はあるまい...
吉川英治 「親鸞」
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