...そういう意味で今日最も啓蒙的な実力を有ったものが...
戸坂潤 「啓蒙の現代的意味と役割とについて」
...少くとも日本ファッショ化反対の動きにとっての啓蒙的な効果やモラル上の効果から云えば...
戸坂潤 「思想議会たるを知れ」
...啓蒙的な興味やジャーナリスティックな意図をさえ...
戸坂潤 「思想としての文学」
...ごく啓蒙的なものであるから...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...反ファッショ的な人民の戦線にとってはこのデマゴギーに対する批判的で啓蒙的な文化上の意義は絶大なのだ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...かくて氏の科学主義工業に関する啓蒙的な小著の名が『農村の工業と副業』となるわけだ...
戸坂潤 「読書法」
...代表的な保守家である晩年のエドマンド・バーク(ホイッグの巨頭)がフランス・ブルジョアジーのこの新興形態に対して取った反啓蒙的な反動的態度は有名であるが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...その最も代表的なものはカントに於ける啓蒙的な部分であって...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...同時に国語乃至俗語の自由な駆使によって言葉通り啓蒙的な役割が果されていることを忘れてはならぬ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...幾分低い水準に於て比較的基礎的・啓蒙的な方面の開拓に従ったが...
戸坂潤 「〔付〕唯物論研究に就て(戸坂潤手記)」
...極めて大きな教育的な効果と啓蒙的な意義のあるものだと云わねばならぬ...
戸坂潤 「『唯研ニュース』」
...この啓蒙的な考えは当然のことながら中国の形式主義と衝突することになった...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...その作物に興味を持たせ得る啓蒙的な伝記は甚だ多くない...
野村胡堂 「楽聖物語」
...啓蒙的なものだからといつて...
三木清 「哲學はやさしくできないか」
...それに打ち克ちつつ啓蒙的なものを書いてくれることが希望される...
三木清 「哲學はやさしくできないか」
...特に啓蒙的な目的でつかう場合こまる...
宮本百合子 「新たなプロレタリア文学」
...冨山房百科全書の「子供の科学」の物理についての啓蒙的な記述があるいはコフマンの「科学の学校」の抄略された頁の幾分かを補充する役に立つかもしれない...
宮本百合子 「科学の常識のため」
...それを扱っていませんね」啓蒙的な記事としては...
宮本百合子 「刻々」
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