...そこで農本主義者は農民の如何なる社会組織を予想するかゞ問題になる...
石川三四郎 「農本主義と土民思想」
...次は密度の統計的計算が問題になる...
寺田寅彦 「比較言語学における統計的研究法の可能性について」
...又之と食い違うものだと考えられる「プロレタリア文学」が問題になる...
戸坂潤 「思想としての文学」
...まして思いつきに過ぎないような何々リアリズムなどはそれ自身が問題になる類のものではない...
戸坂潤 「思想としての文学」
...何という名を付けたら好いかが恐らく大問題になるだろう...
戸坂潤 「社会時評」
...現在問題になるヒューマニズムは...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...常識が問題になる処...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...日本の文化に於て問題になるようなああいう深刻な対立ではない筈である...
戸坂潤 「日本文化の特殊性」
...すぐに生命(いのち)がけの問題になる...
中里介山 「大菩薩峠」
...こういう問題になると...
中谷宇吉郎 「科学と国境」
...曲線を描いている鉛筆の線の幅ですらもう問題になる...
中谷宇吉郎 「茶碗の曲線」
...「精神」という単語の受けとり方の問題になるなら...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...あとで大問題になるかも知れないが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...そしてこの「歴史的」と云ふことが恰も私たちの問題になるのだと思ひます...
三木清 「消息一通」
...いわゆるおかたが問題になる日は...
柳田国男 「年中行事覚書」
...こういう無形名詞ではいつも問題になるが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...問題になるけえ...
夢野久作 「笑う唖女」
...従ってそれが問題になる以前の時代には...
和辻哲郎 「鎖国」
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