...さてどうせ日本のトーキーがおもしろくないことを問題にするからには...
伊丹万作 「雑文的雑文」
...僕はそれを問題にするほど...
大杉栄 「続獄中記」
...かういふことを先づ一番先に問題にする...
田山録弥 「小説新論」
...別に問題にするにも当らないけれど……...
田山録弥 「批評」
...従って哲学の内容の一つ一つを問題にするなら...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...単純にジャーナリズム一般を問題にすることは誤っているだろうが...
戸坂潤 「思想としての文学」
...無産者が貧乏するのは同語反覆的に当然なことなのだから夫は問題にする必要はない...
戸坂潤 「社会時評」
...このパンフレットの発表の動機や時期などを兎や角問題にするのは...
戸坂潤 「社会時評」
...新聞紙がただの商品ではなくて主義主張を持った言論物だからそれがどういう個人又は団体の手にあるか又は移り得るかを問題にするのである)...
戸坂潤 「読書法」
...政治的(又経済的)自由主義(乃至自由)などを問題にすることなく...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...誰もそんな初心な見物人を問題にする者はなかった...
野上豊一郎 「闘牛」
...それにしてもこゝでそんなに照子のことを問題にすることは照子に取つては勿体なさ過ぎる...
牧野信一 「坂道の孤独参昧」
...従って哲学が価値を問題にするという場合...
三木清 「哲学入門」
...」死といふ事を無暗に問題にすると思はないで下さい...
水野仙子 「響」
...ただ物の本質と実質とだけを問題にする哲学が...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...問題にする必要もないかと思うが...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...問題にするほうが不審といわなければならぬ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...自分の問題にするのはそれではなくて...
和辻哲郎 「院展日本画所感」
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