...局に問合せて見ると...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...京子の友達や親戚などへ電話で問合せたがどこへも行っていない...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...その年寄にお玉の素姓を問合せて見たところが...
江見水蔭 「悪因縁の怨」
...それで嵯峨の彼女の寺まで行つて私立探偵のやうに問合せて廻つた...
武田麟太郎 「現代詩」
...こういう問合せを貰(もら)った外国の商館でも...
橘外男 「雷嫌いの話」
...大変急なおはなしでしたのでお母さまにお問合せのひまもなく...
辻村もと子 「早春箋」
...問合せに私のところへおいでになったのでしたね...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...それにも問合せなお由井を勧めて二人で野沢へ入門した...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...心あたり漏れなく問合せ候ても一向に相知れ申さず候につき...
永井荷風 「榎物語」
...「御問合せの件に付申上候...
夏目漱石 「倫敦消息」
...人を出して問合せるほどの事件でもなかつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...こちらから問合せてくれれば...
長谷川時雨 「傘」
...間近かに迫つた甥の結婚式に戻つて来ないかと問合せの手紙が来てゐた...
原民喜 「永遠のみどり」
...何故か伊吹という洋服屋へ行って問合せをした条を除いている...
久生十蘭 「魔都」
...早速その巡査に問合せて見ようと近付いて行きました...
森律子 「三度會つた巡査」
...疑義のお問合せがありましたが...
吉川英治 「随筆 新平家」
...なお一脈の未練をもって電話して問合せてみたところ...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...追つ附け娘たちが麓から登つて來るからそしたら直ぐ行つて問合せませう...
若山牧水 「樹木とその葉」
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