...その友達の家へ電話で問合せた処が...
江戸川乱歩 「黒手組」
...丹生夫人から収入やら家柄や性格などのことにつきその後の問合せの結果を聞かされるにつけても...
谷崎潤一郎 「細雪」
...マンチェスター駅よりは三分の一ほど手前のセント・ヘレンス駅へ問合せの電信をうってみると...
コナン・ドイル 新青年編輯局訳 「臨時急行列車の紛失」
...彼は葉子の母に当てて問合せの電報を打ってみたが...
徳田秋声 「仮装人物」
...こちらから問合せてくれれば...
長谷川時雨 「傘」
...会場のしつらえを問合せに来たりして...
長谷川時雨 「大丸呉服店」
...米仏両国公使に御問合せ下されたい」(『外務省日誌』)...
服部之総 「黒田清隆の方針」
...間近かに迫つた甥の結婚式に戻つて来ないかと問合せの手紙が来てゐた...
原民喜 「永遠のみどり」
...間近に迫った甥(おい)の結婚式に戻って来ないかと問合せの手紙が来ていた...
原民喜 「永遠のみどり」
...俘虜に関する一切の問合せに答えること...
久生十蘭 「ノア」
...大急ぎで調べて家族の問合せに答えてやらなければならない...
久生十蘭 「ノア」
...何故か伊吹という洋服屋へ行って問合せをした条を除いている...
久生十蘭 「魔都」
...近頃柳田國男氏に問合せしに...
南方熊楠 「秘魯國に漂著せる日本人」
...墨汁師の新年の書信に問合せの結果が記(しる)してあったが...
森鴎外 「渋江抽斎」
...米国ミズリー大学のブリウスタアという未知の人から面白い手紙の問合せを受けた...
柳田国男 「こども風土記」
...――母へ問合せようか...
山本周五郎 「はたし状」
...寫樂と共に、郷土の藝術家として、伊上凡骨の事蹟を殘しておきたいが、といふ問合せが、徳島縣からあつたが、その後、どうなつたか、結果を聞いてゐない...
吉川英治 「折々の記」
...雲長の家へ問合せにやったものとみえる...
吉川英治 「三国志」
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