...「いったいお念仏はなんの呪(まじな)いになるか」と問うたのです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...」と問うた...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「王成」
...問われるものが空間的に存在し得ることを知って始めて「何処」を問う動機を吾々は持つ...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...由井に詩はどうして作るかと問うて...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...坊さんは「知り申さぬ」と答えて「まだ真(まこ)との道に入りたもう心はなきか」と問う...
夏目漱石 「倫敦塔」
...」と夫人はさらに問うた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「小フリイデマン氏」
...「なんですって」と問うた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...常識はその理由を問うことなく...
三木清 「哲学入門」
...馬の関知せぬ事までも馬に問うようになり...
南方熊楠 「十二支考」
...王女に汝我に代りよく供養すべきやと問うに...
南方熊楠 「十二支考」
...」と問うと、「唄っているうちは喉が渇くでしょう...
室生犀星 「幻影の都市」
...旅の支度が出来たかと問うた...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...「どうしたらよいか?」を人々に問うたのであった...
吉川英治 「黒田如水」
...額の汗塩をこすって問う...
吉川英治 「黒田如水」
...翁(おきな)の名を問うと...
吉川英治 「三国志」
...これきりの御縁になるのですか」「胸に問え」「問うてみることはありません」「面倒だ...
吉川英治 「私本太平記」
...残念に思し召しておられるのですか」「そうだ」問うまでもないことだと...
吉川英治 「新書太閤記」
...方座第四の妙をも捨てるか」と問うたとき...
和辻哲郎 「鎖国」
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