...いかに美しかったかは問うを待たない...
芥川龍之介 「葱」
...それは問うところはないのです」と...
岩野泡鳴 「耽溺」
...いかなる学説が衰えようともあえて問うにおよばぬが...
丘浅次郎 「民種改善学の実際価値」
...重ねて問う...
太宰治 「如是我聞」
...」「誰がじゃ?」とその旅行者が問うた...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...「誰か亡くなられたのですか」と墓守が問うた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...武芸の話は問う人でもなければ滅多にすることはないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...無分別の如何(いかん)は問うところでない...
中里介山 「大菩薩峠」
...「どこからおいでました?」と尋ねるお婆さんもあれば「どこまで行きゃはりますウ?」と問う若い男もあった...
林芙美子 「新版 放浪記」
...心地いかにいかにと問うなり...
久生十蘭 「玉取物語」
...箱根の関はいずちなりけんと思うものから問うに人なく探るに跡なし...
正岡子規 「旅の旅の旅」
...」と彼は問うた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「幸福への意志」
...獅王その音はどこでしたと問う...
南方熊楠 「十二支考」
...さて約束の日になって獅川辺に来り亀よ汝は用意調(ととの)うかと問うと...
南方熊楠 「十二支考」
...己の問う事も問われよう...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...「どうしたらよいか?」を人々に問うたのであった...
吉川英治 「黒田如水」
...「先祖のことを問うに...
吉川英治 「三国志」
...同時に支払わるべき一百磅(ポンド)と等しい価値を有つか否かを問うている...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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