...防火策圖解(ばうくわさくづかい))なるものか壁(かべ)に筋(すぢ)かひを入(い)れることを唱道(しやうだう)した位(くらゐ)のことでそれ以前(いぜん)に別(べつ)に耐震的工夫(たいしんてきくふう)の提案(ていあん)されたことは聞(き)かぬのである...
伊東忠太 「日本建築の發達と地震」
...氏は加藤弘之や津田眞道のやうに唯物主義を唱道することを敢てしなかつた...
井上哲次郎 「「西周哲學著作集」序」
...〔原書註〕一八四八年の革命騷ぎは、すべてこの見苦しい傾向を掃ひ去り、その唱道者から、引續き社會主義者として立つほどの興味を奪ひ去つた...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...克己(こっき)復礼(ふくれい)を主眼とする孔子の教えも転迷(てんめい)開悟(かいご)を唱道する仏の教えも...
丘浅次郎 「理想的団体生活」
...――また居士は山を製造することを頻(しき)りに唱道したが...
高浜虚子 「子規居士と余」
...宇宙の調和の唱道者であったことはよく知られているようであるが...
寺田寅彦 「ピタゴラスと豆」
...子平や同じ仙臺藩平澤五助の海防唱道も...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...文部省以外の官私の唱道で...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...清國保全の旨義を唱道して國論を統一したる是れなり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...在野の政治家之れを外に唱道して...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...公の唱道せる大旨義は...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...そしてパリー人らによって唱道されてると...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...決然身を挺して唱道する所が...
「長塚節氏の小説「土」」
...今日世間で頻(しき)りに唱道しつつある...
新渡戸稲造 「ソクラテス」
...この二種は日本松樹の二大代表者で実に我邦山野の景色はこの二樹が負(しょ)って立っていると唱道しても決して過言ではあるまい...
牧野富太郎 「植物記」
...この規律を当時もっぱらそれを唱道していたある新興宗教から借りて来たもののように思われるのがいやさに...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そして将軍家自身の熱心な実践と唱道も大きな素因となって...
吉川英治 「剣の四君子」
...彼は新大陸の発見を唱道したのである...
和辻哲郎 「鎖国」
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