...左の諸点を唱道する人達である...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...宇宙の永遠不滅を唱道した...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...殊に軍事界に於て経済的動員準備の必要が唱道せらるるに至ったのは遅れて一九一二年頃からである...
石原莞爾 「戦争史大観」
...〔原書註〕一八四八年の革命騷ぎは、すべてこの見苦しい傾向を掃ひ去り、その唱道者から、引續き社會主義者として立つほどの興味を奪ひ去つた...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...克己(こっき)復礼(ふくれい)を主眼とする孔子の教えも転迷(てんめい)開悟(かいご)を唱道する仏の教えも...
丘浅次郎 「理想的団体生活」
...殊に明治二十九年という年は居士によって唱道せられたいわゆる新俳句が非常の力を以て文壇の勢力となった年であった...
高浜虚子 「子規居士と余」
...その唱道した監督制度主義とは教会の主権を法王のような一主権者に委ねないで教会の監督たちの手に委ぬべきであるとしたものであった...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...理解されたというよりむしろ無理解に世間で唱道されている...
寺田寅彦 「雑記(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...子平や同じ仙臺藩平澤五助の海防唱道も...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...文部省以外の官私の唱道で...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...唯だ自由民權論を終始一日の如く唱道した...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...そしてパリー人らによって唱道されてると...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...日本再軍備を唱道する声さえ起っていたのである...
豊島与志雄 「広場のベンチ」
...それを唱道するだけでも...
直木三十五 「南国太平記」
...今日世間で頻(しき)りに唱道しつつある...
新渡戸稲造 「ソクラテス」
...天香西田氏詰の唱道する所が...
森鴎外 「古い手帳から」
...同様に自然学上において革新を唱道しているある人が...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...果然経済学の唱道者は数学者の子孫より出でたり...
山路愛山 「明治文学史」
便利!手書き漢字入力検索