...エムペドクレス及びデモクリトスの宇宙観自然観を賛美し唱道している...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...――ビュッフォンは『生命原子』の不滅性に関してこれとはまたちがった独特の意見を唱道した...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...明治三十六年(一九〇三年)の夏には日本の國論が沸騰して猛烈な勢で對露開戰論が唱道されました...
石川三四郎 「浪」
...二十年を目標として防空の根本対策を強行すべしと唱道した...
石原莞爾 「戦争史大観」
...輿論に反して之を唱道するの報賞(むくい)は斯くも遠大無窮である...
内村鑑三 「聖書の読方」
...平和論の起るや久し我が国で平和論の唱道されるは...
大隈重信 「文明史上の一新紀元」
...この背景ある句というものを唱道しなかったのは...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...宇宙の調和の唱道者であったことはよく知られているようであるが...
寺田寅彦 「ピタゴラスと豆」
...実に繰り返し繰り返し唱道したのであった...
戸坂潤 「思想としての文学」
...自然主義の唱道者の中には此懷疑主義といふことを明確に標榜した者もあれば...
朝永三十郎 「懷疑思潮に付て」
...政黨の訓練未だ到らずして權力分配の愚論黨人の間に唱道せられ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...侯が政黨改造を唱道するの一要義は實に自由黨が常に政權分配を口實として...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...在野の政治家之れを外に唱道して...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...日本再軍備を唱道する声さえ起っていたのである...
豊島与志雄 「広場のベンチ」
...それらの人々は旺(さか)んに演説会を開いて自由民権の唱道をしていた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...切支丹の唱道してきた人格的な神の先入主によつて...
長與善郎 「青銅の基督」
...その時一人の哲学者が天降(あまくだ)って破天荒(はてんこう)の真理を唱道する...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...彼は新大陸の発見を唱道したのである...
和辻哲郎 「鎖国」
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