...純真な尊敬の宗教を唱道する...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...宇宙の永遠不滅を唱道した...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...――ビュッフォンは『生命原子』の不滅性に関してこれとはまたちがった独特の意見を唱道した...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...鬼神妖怪(きじんえうくわい)を説(と)かないが道教(だうけう)の方(はう)では盛(さかん)に之(これ)を唱道(しやうだう)するのである...
伊東忠太 「妖怪研究」
...すなわち英、米の自由独立の思想、フランスの自由民権の思想などというものが縦横に交叉して紹介され、主張され、唱道され、宣伝され、なかなか広く社会に渦を巻くような状態となってきたのである...
井上哲次郎 「明治哲学界の回顧」
...克己(こっき)復礼(ふくれい)を主眼とする孔子の教えも転迷(てんめい)開悟(かいご)を唱道する仏の教えも...
丘浅次郎 「理想的団体生活」
...研究の自由を唱道し...
薄田泣菫 「茶話」
...ことに全篇の骨子として皆な人の唱道(しやうだう)するところ...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...自然主義の唱道者の中には此懷疑主義といふことを明確に標榜した者もあれば...
朝永三十郎 「懷疑思潮に付て」
...是れ豈公が初めて清國保全の大旨義を唱道して國論を統一したるの功に由らずと謂はむや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...政党の訓練未だ到らずして権力分配の愚論党人の間に唱道せられ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...日本再軍備を唱道する声さえ起っていたのである...
豊島与志雄 「広場のベンチ」
...それらの人々は旺(さか)んに演説会を開いて自由民権の唱道をしていた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...切支丹の唱道してきた人格的な神の先入主によつて...
長與善郎 「青銅の基督」
...決然身を挺して唱道する所が...
「長塚節氏の小説「土」」
...それ以前に唱道された体系の全てを公然と非難することで自らの体系を遠回しに賞賛することは...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...佐幕には開国が附帯して唱道せられてゐた...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...この規律を当時もっぱらそれを唱道していたある新興宗教から借りて来たもののように思われるのがいやさに...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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