...神学者の唱道(しょうどう)するが如(ごと)き...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...安永八年十月朔櫻島大噴火の際既に火山の破裂は多く望朔の交に起るものなりと唱道する學者ありしこと當時の記録に見えたるが...
石川成章 「櫻島噴火の概況」
...二十年を目標として防空の根本対策を強行すべしと唱道した...
石原莞爾 「戦争史大観」
...防火策圖解(ばうくわさくづかい))なるものか壁(かべ)に筋(すぢ)かひを入(い)れることを唱道(しやうだう)した位(くらゐ)のことでそれ以前(いぜん)に別(べつ)に耐震的工夫(たいしんてきくふう)の提案(ていあん)されたことは聞(き)かぬのである...
伊東忠太 「日本建築の發達と地震」
...輿論に反して之を唱道するの報賞(むくい)は斯くも遠大無窮である...
内村鑑三 「聖書の読方」
...〔原書註〕一八四八年の革命騷ぎは、すべてこの見苦しい傾向を掃ひ去り、その唱道者から、引續き社會主義者として立つほどの興味を奪ひ去つた...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...國家的自覺心の唱道の爲に必要であつたが...
高橋龍雄 「芳賀先生と日本主義」
...タゴオルの唱道されるのは...
田山録弥 「現代と旋廻軸」
...子平や同じ仙臺藩平澤五助の海防唱道も...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...実に繰り返し繰り返し唱道したのであった...
戸坂潤 「思想としての文学」
...公の唱道せる大旨義は...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...是れ豈公が初めて清國保全の大旨義を唱道して國論を統一したるの功に由らずと謂はむや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...在野の政治家之れを外に唱道して...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...是れ豈公が初めて清国保全の大旨義を唱道して国論を統一したるの功に由らずと謂はむや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...それらの人々は旺(さか)んに演説会を開いて自由民権の唱道をしていた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...切支丹の唱道してきた人格的な神の先入主によつて...
長與善郎 「青銅の基督」
...その時一人の哲学者が天降(あまくだ)って破天荒(はてんこう)の真理を唱道する...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...これ余がかつて唱道したる「俳句は天然を詠ずるに適して人事を詠ずるに適せず」といふ議論を事実的に打破したるが如し...
正岡子規 「墨汁一滴」
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