...眼を背くるの抽象は吾人の精神に搖籃の歌を唱ふの天使となるのである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...好きな蛙どもが裝上つて浮かれて唱ふ...
泉鏡花 「遺稿」
...」自分の葬式に自分で葬歌を唱ふ8・27サンデー毎日英国の詩人ジヨン・キイツは...
薄田泣菫 「茶話」
...亞細亞説を唱ふるもの...
竹越三叉 「世界の日本乎、亞細亞の日本乎」
...新たに支那中心説を唱ふるに同じければ也...
竹越三叉 「世界の日本乎、亞細亞の日本乎」
...(所謂現思潮の何物たるかは一疑点たれど)所謂国民性を唱ふるものの意此の点に於ても是認せらるべきに似たり...
綱島梁川 「国民性と文学」
...5 本詩は小亞細亞に成るとの説を唱ふるもの此らの行を引く...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...衆議院が新聞發行禁停の廢止を唱ふれば...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...翁は恰も日蓮宗徒が南無妙法蓮華經を一心に唱ふるやうに...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...衆議院が新聞発行禁停の廃止を唱ふれば...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...盃を挙げて一斎に故郷の歌を唱ふ...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...聖人よ日は田舍の野路にまだ高く村村の娘が唱ふ機歌(はたうた)の聲も遠くきこえる...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...此處が私なぞの最も不平を唱ふる所で...
福澤諭吉 「明治三十一年三月十二日三田演説會に於ける演説」
...バアサンと唱ふる如き考えで...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...モオルトンが唱ふる如く...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...進化説を唱ふる人は...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...造化無理想と唱ふる實踐派(エムピユリスト)の哲學者は造化有理想と唱ふる形而上派(メタフユジイケル)の哲學者を非とす...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...「ドラマ」主義は逍遙子が久しく唱ふるところなり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
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