例文・使い方一覧でみる「唯々諾々として」の意味
スポンサーリンク...看守の言葉に唯々諾々として... 
大鹿卓 「渡良瀬川」
...最初の中（うち）は多少は、自分自身の立場も、発揮したいような傾向も見えたが、しかし今はもうとても歯がたたないと観念して、ただホームズの為すままに、唯々諾々として、後からついて来るだけのことになってしまった...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...安倍党首が唯々諾々として引き下ったということも...
戸坂潤 「社大党はファッショ化したか？」
...たゞ唯々諾々として己れを造つた人間に弄ばれ...
新渡戸稻造 「教育の目的」
...表向だけ唯々諾々としてこれを遵奉するは自ら欺くというもので...
新渡戸稲造 「自由の真髄」
...また唯々諾々としてこれに応ずるということである...
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」
...范増はそれ以来唯々諾々として一言も王を諫める事をしなかつた...
牧野信一 「悲しき項羽」
...唯々諾々としていなければならない...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...その苦痛を忍受しつつ唯々諾々として自分の美の光りを渇仰する有様を見て...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...唯々諾々として怪兇の命にこれ従うより外（ほか）はないのであった...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
便利！手書き漢字入力検索