...唯、死に際して、縷々(るる)予が呪ふ可き半生の秘密を告白したるは、亦以て卿等の為に聊(いささか)自(みづか)ら潔(いさぎよく)せんと欲するが為のみ...
芥川龍之介 「開化の殺人」
...唯是剛情なる老黄牛に過ぎざる也...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...後(あと)に殘つたのは、唯、或(ある)仕事(しごと)をして、それが圓滿(ゑんまん)に成就した時の、安らかな得意(とくい)と滿足とがあるばかりである...
芥川龍之介 「羅生門」
...私は唯思想上藝術上人格上未熟を極めたる此等の文章も...
阿部次郎 「合本三太郎の日記の後に」
...2妻は自分の我儘を洩す唯一の拔け路である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...古い歴史をもつ名山だからというだけを唯一の根拠として...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...唯一度の往復で途中へ數へ切れない程の目當てが出來てしまつた...
寺田寅彦 「寫生紀行」
...インテリゲンチャは唯物論のテーマとしてではなくて...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...ヨーロッパの唯物思想・個人主義・資本主義等々に対抗しなければならず...
戸坂潤 「辞典」
...これこそ唯一真正の学の考え方であるとするは...
戸坂潤 「再び科学的精神について」
...おふさは女房と顏を見合せて唯あどけなく嫣然とした...
長塚節 「おふさ」
...唯、親分が訊(き)くから、ちよいと話しただけで」ガラツ八は急に堅くなりました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...唯もう『近いうちにお前の命を貰ひに行くぞ』と言つた脅(おど)かしだけで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...奧(おく)さまは唯(たゞ)この隔(へだ)てを命(いのち)にして...
樋口一葉 「われから」
...唯一当てに出来るのがアブサラム商会だったので...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...そして諸々の出來事の過程は唯...
三木清 「歴史哲學」
...彼人々は唯余を嘲り...
森鴎外 「舞姫」
...唯ひとつの目標ではない...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
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