...唖蝉(おしぜみ)は氣づかはしげに立ちすくむ日を...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...それともあの唖蝉のやうに生れつき口が利けないのか...
薄田泣菫 「独楽園」
...唖蝉の声もたてずに袋のなかで身をもだえるのはあはれである...
中勘助 「銀の匙」
...加藤唖蝉(かとうあぜん)...
松崎天民 「友人一家の死」
......
三好達治 「山果集」
...唖蝉(あぜん)作の流行歌――ああ夢の世や夢の世や...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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