...日本では、聾唖者に対する就労支援が充実しています...
...聾唖者と会話するために手話通訳が必要です...
...もしくは唖者(おし)になってしまうのだ...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...早合点(はやがてん)の人は彼を唖者(おし)だと思い込み...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「作男・ゴーの名誉」
...それはたぶん唖者(あしゃ)のように見えるか...
寺田寅彦 「生ける人形」
...(明治四十一年四月九日『東京朝日新聞』)七十五唖に言語を教うる法電話や蓄音機の発明に依って有名なグラハム・ベル氏はまた唖者に言語の発音を教うる法に関する著者として知られている...
寺田寅彦 「話の種」
...唖者のように黙りこんでしまった...
豊島与志雄 「田舎者」
...聾唖者同志の対話を見て来たらしく...
豊島与志雄 「死因の疑問」
...唖者に變つたやうな生徒達を眼前に見たのである...
南部修太郎 「猫又先生」
...近所の床屋に唖者が来てゐると云ふので...
原民喜 「恐怖教育」
...唖者は生っ白い顔をして...
原民喜 「恐怖教育」
...……唖者の真似までして...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...「唖者にも妻がある...
牧野信一 「大正十五年の文壇及び劇団に就て語る」
...表情と挙動で発表すべく止むなく習慣づけられてゐる水車小屋の聾唖者であつたから...
牧野信一 「沼辺より」
...かつ子は唖者(あしゃ)のように口が重く...
山本周五郎 「季節のない街」
...唖者(おし)娘のいちが...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...それは唖者(おし)のいちだろうと云った...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...白痴となり唖者となったのもみせかけだ...
山本周五郎 「日本婦道記」
...何かの宣告のような……地獄の音(おと)づれのような……この世のおわりのような……自分の心臓に直接に触れるようなそのノックの音を睨み詰(つめ)て聾唖者(おし)のように藻掻(もが)き戦(おのの)いた...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...」反絵は言葉を失った唖者(あしゃ)のように...
横光利一 「日輪」
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