...三田の中心となりて文壇にそれより御雄飛の御奮発は小生の偏(ひとえ)に懇願する所何卒御快諾の吉報に接したく存をり候もとより御内意を伺ふまでにて事定らば別に正式の交渉はこれあるべく候委細の事は御面唔(ごめんご)の節と存候が小生の聞込みたる処にては...
永井荷風 「書かでもの記」
...唔(いご)の声を断たずして...
福沢諭吉 「学問の独立」
...唔(いご)の声を絶たざること殆(ほとん)ど半年...
福澤諭吉 「故社員の一言今尚精神」
...寒村(かんそん)僻地(へきち)といえどもなお唔(いご)の声を聴くことを得(う)...
福田英子 「妾の半生涯」
...烏兎々呱々の声は唔(いご)の声に化せり...
山路愛山 「頼襄を論ず」
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