...或は又「仏者と儒者渡唐天神(とたうてんじん)を論ずる事」の如き...
芥川龍之介 「案頭の書」
...ただ遠い遠い唐天竺を夢見てゐるのとは違つて...
太宰治 「右大臣実朝」
...外のものは兎に角と致して日本一お江戸の名物と唐天竺(からてんじく)まで名の響いた錦絵(にしきえ)まで御差止めに成るなぞは...
太宰治 「三月三十日」
...お前さんとならば唐天竺(からてんじく)でもどこでもいいから...
中里介山 「大菩薩峠」
...唐天竺(からてんぢく)へでも...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...唐天竺ほどではなくても...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...日本はもとより唐天竺(からてんぢく)にも聞いたことがない...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...唐天竺(からてんぢく)までも參りませう」「そんなに遠くまで行くには及ばない」平次はこんな調子で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...唐天竺(からてんぢく)でも」「下總(しもふさ)だ――宇佐美家の所領へ行つて訊いたら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...唐天竺の都々逸なんかそゝつて通つた秋岳先生が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...唐天竺の都々逸(どどいつ)に節をつけて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...唐天竺(からてんぢく)から南蠻(なんばん)にも珍らしいもので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...唐天竺に持つて行くか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...行かれる物なら此まゝに唐天竺(からてんぢく)の果までも行つて仕舞たい...
樋口一葉 「にごりえ」
...前世にでもいたゞいた唐天竺のおみきの酔が...
牧野信一 「鬼涙村」
...京大阪が唐天竺でも...
正岡容 「寄席」
...狸が描くと称する渡唐天神の像もあった(『新篇風土記稿』二十四および二十八)...
柳田国男 「山の人生」
......
吉川英治 「新・水滸伝」
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