...毛唐(けとう)の役者でね...
芥川龍之介 「片恋」
...果しないと迄思われた時をすごして唐檜の列まで来ると...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...唐紙がせん紙を翁の前に並べると...
石川三四郎 「浪」
...鉄砲口の袷半纏(あわせばんてん)に唐縮緬(とうちりめん)のおこそ頭巾を冠った少女が...
伊藤左千夫 「新万葉物語」
...土を円(まろ)めて9・21(夕)むかし支唐禅師(ぜんじ)といふ坊さんが...
薄田泣菫 「茶話」
...これは唐の時代には占波又は瞻波と称するに至った...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...舊唐書經籍志の退歩舊唐書經籍志に至つて...
内藤湖南 「支那目録學」
...唐臼(からうす)を踏むやうな大跛足(おほちんば)で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...平次は唐紙(からかみ)の隙間を指さしました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...六朝唐代の石摺の経本(唐拓)...
久生十蘭 「新西遊記」
...唐突に転出したり……そういう不断の変化と取ッ組んで...
久生十蘭 「ノア」
...これに唐辛子少しを加えると味がよくなります...
村井弦斎 「食道楽」
...久之乃業唐之吉人之言真奈其幸者須倍迦美爾能武(くしのわざからのえひとのことまなびそのさきはひはすべかみにのむ)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その一生を通じてきわめて多様な行為が甚だ顕著に・唐突に・また不断に・交替したので...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...唐突(だしぬけ)に娘があれエと叫んだ...
矢崎嵯峨の舎 「初恋」
...ただそれだけではあまりに唐突で...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...荒唐無稽の空説なるが如く見ゆるも決して左(さ)に非ず...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...「遣唐使だって君...
横光利一 「旅愁」
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